花ちゃんが 我が家に来たのは 知り合いの 飲み屋の女の子の お姉さん宅で 子猫が産まれて 貰い手さんを必死に探しているのを知ったのが キッカケ。

既に 最初の猫達の くぅちゃん しぃ君の子供が 大きく成って 手が掛からなくなって…。
とある事で 一気に3匹 産まれた子達の2匹を亡くし…。
失意の ドン底に居た私。

また 子育てしたいな…。と思えたから 飲み屋の子に連絡した。

ご対面した5匹の内…花ちゃんと目が合って…この子にする!!と 決めた。

お出迎え初日。
先住猫達にも 花ちゃんにも配慮して 家に慣れるまでは 花ちゃんは ゲージで過ごさせようとするも…。

花ちゃん…夜泣きする…。

いきなり兄弟猫と母猫と引き離されて 不安で寂しくて…。

ぷるぷる震えて か細く鳴く花ちゃん。

堪らずに 一緒に布団で寝た。
まだまだ小さな小さな 花ちゃんを 潰さない様に…。

ただ…栄養状態が悪く 首の座りも悪く 身体から獣臭もしていた花ちゃん。

鼻腔が産まれつき弱く いつも鼻が グズグズしていた。


優しく洗って ご飯も たっぷりあげて なるべく一緒に過ごしていたら…。

見事に甘えっ子に育った。
(笑)

引っ越しもあり…頻繁に乖離も繰り返し…多剤投与状態で心身がボロボロになり始めた時期。


それでも、私が本当に潰れてしまわずにいられたのは、この花ちゃんを育て守る役割があったのが凄くデカい。

と今 振り返っても そう思う。


そんな ある日。
脱走不可能なハズの家から脱走してしまった花ちゃん…。

心配で心配で…。
近所を探して回るも…見つからない…。
寝付きの悪い日々。
元夫が何をしようが、言おうが構わず玄関ドアを少しだけ開けて 他の子達は外に出ない様にして、玄関入口の部屋で 寝起きした。

2週間過ぎたある日。
疲労でウトウトしていた私の腕の中に 花ちゃんが飛び込んで来た時。
安堵と緊張の糸が切れて 花ちゃんを抱きしめて泣いた。

良かった!無事だった!よく帰って来たね!ありがとうね、ママを忘れないでくれて。

この時に…脱走クセがついてしまった花ちゃん。

次の引っ越し先でも…十二分に気を付けていたのに…また脱走…。


既に多剤投与状態で 頻繁に解離を繰り返すピーク状態で…私の思考は定まらず。苦笑

結果的に…花は2回の妊娠と出産。

ただ 私は花の妊娠を知る度に 堕胎は頭に無く 産ませる一択しか無かった。


妊娠中。お気に入りのベッドで。

最初3匹だったのに…起床したら5匹に増えていた!
Σ(゚Д゚)マジか!とビックリした…。(笑)
頑張ったね、花ちゃん。


赤ちゃん猫が珍しくて構いたい るー君。
後に私に叱られる。(笑)

ちゃんと面倒をみる賢い るー君。
お兄ちゃんに成ったねー。(笑) 


そして…我が娘 みるくの子を子守する お祖母ちゃんになった花ちゃん。

更に孫誕生!

また!ちゃんと子守する花ちゃん!(笑)

本当に猫1倍?3倍(笑)母性本能の塊だった花ちゃん。
私は 花ちゃんから 沢山 沢山 大切な事を学んだよ。

私が子供を産まなかった分。
私に10匹産んでくれてありがとうね!
子育てさせてくれて ありがとうね!

だからこそ腹を括った。
どんな事があろうが 最低でも後10年は 心身を回復させつつ…全員 見送る!と。

私の観たい景色の1つが…全員 見送った後だから。



もう お祖母ちゃんな 花ちゃん。

身体も ずいぶん痩せて小さくなったね。

でも まだまだ モリモリ食べる。

私の手からしか食べない甘えっ子の赤ちゃんに戻っている。(笑)

私の顔面に ブシっ!!と クシャミをする…。

( ;∀;)シクシク…。


でもカワイイ♡から許しちゃう!(笑)

まだまだ一緒に居ようねー。

(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)