奇声を発しながら自分を落ち着かせる為か?ジャンプする。
当然会話は成り立たず眼を合わせることも極端に嫌う。
自閉症の作家東田直樹さんの番組を観てショックを受けた。
人は誰しも目に見える物を信じて自分の世界を認識したり
他人を判断するものだが・・・・
NHKの番組
『君が僕の息子について教えってくれた事』を観て
認識が変わった。
番組は彼と同じ症状の息子を持つ英国の作家との対談を中心なのだが
素晴らしい内容だった。
英国の作家Dミッチェルさんは自分の息子が解らないため
同じ症状で異なるコミュニケーションを用いる直樹さんと
父さんの様に・・・
又は友人の様に質問したり
お互いの苦労や知りたいことを尋ねるのだが
彼は絵に書いたパソコンのキーボードを一字一字叩き
抑揚が健常者と違う声を張り上げゆっくりと答えていく。
彼によると自閉症は
自分の思い通りに言葉や行動が伴わないだけで
心の中はその事で相手に不快な思いをさせ申し訳ないと思う
普通の体だと言う。
心と体が別々?そんな感じだろうか。
何か変な者でも見るような感じで避けたり
関わることを止めてきた自分にはまるで
いつもの少し辛い暮らしとは別に
山では清らかな清流が流れ
生き物が強く優しく生きていると言えるぐらい
気付かない事だ。
Dミッチェルさんのとっておきの質問
「自分は息子に対してどうしてあげたら良いのか?」と尋ねると
間も置かず
「お父さんはそのままでイイのです!」
「僕は我慢はできるけど・・・」
「お父さんやお母さんが僕のことで苦しんでいると耐えられないのです」
「お父さんはいつも笑って居てくれればイイのです」
その答えを聞いたミッチェルさんの目が
今まで見たどんなドラマや映画よりも幸福そうで
泣けた・・・
最後に
眼を合わせようとしない直樹君とほんの瞬間、
偶然目が合った時。彼と
『魂を覗き込むような』素晴らしい体験でしたと行って別れていった。
魂を覗き込むような体験・・・
そう有る物じゃない。
自分は子供と嫁さんの眼をちゃんと見ているだろうか?
見透かされるではなく、
覗き込み合う仲になれた瞬間を観れて
自分の人生も少し変わる様な気がする対談だった。
番組の最後にこの本を読み話を聞きたいと
言ってくれたアメリカに直樹さんは渡った。
自由の女神を見て
「僕もあんな風に空に向かって真っ直ぐに活きたいと思いました!」と
甲高い奇声で答えた直樹さんは
素晴らしい感性の人だと自分は知った。
※文の言葉は番組中の言葉と多少違っています。
NHKにて再放送決定
8月28日(木) 午前1時30分~2時30分
9月13日(土) 午後3時05分~4時05分
