母の闘病記録 ② | 「腹膜がん」になって13年目

「腹膜がん」になって13年目

腹膜がんステージⅣから始まって
13年目となりました
現在5回目の再発中.....

✿初発から現在までの治療歴は、サイドバーに書いています✿

分院に戻されて入院でのリハビリが始まった

車椅子も上手に乗りこなし

杖での歩行へとリハビリはステップアップ

骨折した足は、順調に回復していった

 

しかし・・・

転院して1週間もしない頃から

母の声が「かすれ」だした

夜になると咳も止まらない

日中も少し咳がでる

食べ物を飲み込むとき違和感がある

最初は、

「病院だから空気が乾燥してるんだね」とか

「エアコンのホコリかしらね~」とか

でも念のため、院内の咽喉科で診てもらうことに

喉をカメラで確認したけど

喉には異常が無いからと咳止めの薬を処方されて

様子を見ることに

しかし、一向に症状は改善しない

薬を変更して経過観察・・・

母は、咽喉科の先生に

あまりにも改善されないことを心配して

「変な病気だったら怖いから検査してほしい」

って伝えたらしいの

でも咽喉科の医師は

「自分でそんな風に思ったらダメですよ」って

効かない薬をもう1週間継続させられたらしく・・・

私がこの医師とのやり取りを母から聞かされたのは

しばらく経ってから

そう・・・喉に異常が見つかる検査の前

初めて咽喉科に同行した時の病院での待合室だった

 

声の「かすれ」も喉の違和感も

おかしいね、おかしいねと言いながらも

何回か薬も変更されながら経過観察・・・

骨折した足は、順調に回復し

6月22日に退院

足のリハビリは、しばらく通院ですることに

自宅に帰れたことに、母はとても嬉しそうで

「これで、咳も落ち着くわね」って母

私もほっとしていた

 

そして私は、翌月から仕事を再開することが決まっていて

何もかも順調にいっていると思っていたのだった・・・

 

実家では、母の身体機能に合わせて

段差解消や手すりの設置、キッチンの取替など

リフォームが始まった

綺麗になったキッチンに立つことを

とても楽しみにしていた母だった

 

退院して1週間過ぎただろうか・・・

母の左足の太ももに、うずらの卵くらいの

しこりが見つかった

「痛くはないんだけど、何かしら」と母・・・

リハビリの医師に相談したら

すぐに整形外科への受診を手配

しこりの検査をするようになった

 

それと同時に

母の喉の症状は、全く改善されないので

初めて咽喉科に私も同行するようにした

 

少しだけ不安にはなったけど

まさかね

母は大丈夫、絶対大丈夫

そう信じていた

 

咽喉科の再検査としこりの検査は・・・つづく・・・