さて、


日本には


言霊(ことだま)、形霊(かたちだま)、

数霊(かずだま)

色霊(いろだま)、音霊(おとだま)、


太古の時代から


霊的なパワーをもつ


「だま」がある事を


私も、最近、知ったばかりです。


今回は、その中の


形霊(かたちだま)になると思いますが、


光の写真集の記事の中に


漫画家 


ガラスの仮面が代表作である


美内すずえさんの


解釈が掲載されていたので


引用して書かせて頂きます。






(以下、記事引用)


「図形には


 深い意味が込められいる。


 ○・△・□


 この図形が、


 由緒ある古い神社に参拝した時に


 神殿の中に


 掛け軸が3つ飾られていて


 その一つ一つに、


 神の名でもなく、神像でもなく、


 「○」「△」「□」の図形が描かれていた。


 その神殿で


 「○」「△」「□」は、


 つまりは


 「神」として祀られていたのである。


 この「神」を前にして、


 ひとは受験や結婚や商売繁盛など、


 「ご利益」


 を祈る気になるだろうか。


 蜂の巣や雪の結晶や亀の甲羅など、


 自然界によく見られる六角形も


 いったいどうやって、


 なぜ、生まれるのだろう。


 「△」と「▽」を組み合わせた


 六芒星の形も六角形をしているが、




 この図形の上に


 ミカンなどの果実をおいておくと


 なかなか腐らず、


 錆びた剃刀も切れ味がよくなるという。


 この六芒星も、


 真ん中に一つの六角形と


 外側に六つの三角形をもつ。




 また六角形の中心に点を置き、


 外側の角に線を引くと、


 あたりまえの話だが、


 内側に六つの三角形ができる。


 三と六という数、


 もしくは


 三角形と六角形は、


 自然界において


 どういう働きをもつのだろう。


 「△」が「水」を表し、


 三つピラミッド状にした図形を





 「水神」を表すものとして、


 弁才天や龍神の社に神紋として


 使われているのを


 よくみかける。


 波や龍の鱗を


 表しているからだという事だが、


 本当だろうか


 (少し底辺を広くした形は


  北条家の家紋とされる。)





 

 また


 この「△」を「水」ではなく


 「火」を表すものとし、


 「▽」が「水」。


 この「△・火」と「▽・水」を


 組み合わた六芒星の形が


 「神」を表す、という説もある。




 右渦巻きと左渦巻きの両端を


 真ん中で繋いだ図形も





 墨で描かれ「神」として


 神殿に祀られているのを、


 何度か見たことがある。


 これらは人格神ではない。


 いわば


 世界を創造する


 根源神ともいうべきもので、


 大きな自然界の運行とともに、


 あらゆるものが


 この「神」のエネルギーによって


 存在しているのではないか、


 とわたしは考えている。


 そして


 遥か


 古代の我々の祖先たちは


 そのことを知っていて、


 その生命根源の「印」を尊び敬い、


 神として祀ったのでは


 ないだろうか。


 「聖なる光」の写真を見ていると、


 さまざまな事に気づかされる。


 渦巻きの入った


 やや角ばった丸い玉は、


 仏の持つ宝珠に似ている。



宝珠



 八幡の森の上空に広がる


 虹色の光のいくつかは、


 まるで孔雀の羽のように見える。


 仏教世界の中に


 孔雀明王という仏さまがいるが、


 昔、


 これと同じ光を見たひとがいて、


 そう名づけたのではないか。



孔雀明王像

画像 Wikipedia引用



 また


 日本をはじめ、


 世界中に


 蛇神や龍神の神話や伝説があるが


 これも


 その姿を見たひとたちがいて


 伝え残したのではないか。


 そして神鳥である。


 北米先住民に伝わる


 創造神ワタリガラス、


 ロシアに残る


 永遠の生命をもつという火の鳥、


 起源はインドとされる


 中国の神鳥・鳳凰、


 南米のケツァル鳥、


 エジプトの不死鳥フェニックス、


 インドネシアの神鳥ガルーダ等々。


 日本にも、


 日本サッカー協会のマークになっている


 和歌山県 熊野神社に伝わる


 三本足のカラス(ヤタガラス)の神話がある。


 かつて、


 これらの姿を見た、


 霊性優れたひとたちが


 いたのではないだろうか。


 長い年月の間、


 民間伝承していく過程で


 さまざまな物語がつけ加えられ、


 神話や伝説になっていったのでは


 ないかと想像する。


 そして思わず


 自分たちの生きている


 この文明を


 振り返らずにはいられない。


 いま、


 わたしたちは


 何をしているのだろう。


 いったい


 何が価値があるもので、


 この地球で


 どういう生き方をすればよいのだろう。


 生命の創造は


 どのようになされたのだろう。


 はじめから


 そこに在るもの。


 そして


 いまだ気づかないもの。


 われわれの


 遠い祖先たちが


 残してくれた


 古代からの叡智に、


 いまこそ


 気づくべきではないのだろうか。


 未来の創造は


 「いま」


 このときから


 始まっているのである。」



写真集の記事を引用させて


書かせて頂きました。


奥聖さんの △形の光の写真




美内すずえさんは


大人気長編漫画


「ガラスの仮面」の作者で


知らない人がいない


漫画界では


重鎮な存在の方です。  



美内すずえさんの漫画
アマテラス



その様な方が


図形の考察を書いて下さるのは


大変説得力があり


私も


アートの世界の図形の考察を


書かせて頂くのに


非常に有り難い記事だったので


引用させて


配信させて頂きました。



美内 すずえ

(みうち すずえ、本名:西尾 鈴恵(にしお すずえ)[1]1951年〈昭和26年〉2月20日[1] - )は、日本漫画家

プロフィール Wikipedia引用



 

今回の記事は

下の記事を引用させて

書かせて頂きました。



画像

写真集より引用。

Wikipediaより引用。