今回からサロンの経営管理について何回か書いていきます。
美容師さんの評価に「月に○○万円の売り上げを上げた。」という評価基準を良く使いますね。
確かに1カ月という期間に対する『売り上げ金額』という基準はわかりやすい基準値ではあります。
ここで当然の疑問が湧きます。
① 各自の売上金額は、単純に比較してよい数字なのだろうか・・・?
② 売り上げ数値以外に代表的評価基準となる数値はないのだろうか・・・?
カリスマ美容師や超トップスタイリストのような例外を除けば、150万/月はおそらく不可能な数字です。
時間当たりの単価を月稼働時間に掛けても、平均顧客単価に月の顧客数を掛けても、まず出てこない数字です。
ところが『毎月150万円売り上げていた』という美容師さんが結構いらっしゃるのです。
そこには数値をカウントする際の仕組みの不備があります。
例えば・・・
・アシスタントを使っている場合や分業(流れ作業)の場合のカウント分配ルールは・・・?
・特に指名をされなかったお客様のカウントの仕方は・・・?
・同じ売り上げでも通常施術がメインの人と店販が多い人とでは、同じ売り上げでも“原価”が異なります。
つまりは“利益率”が違ってきます。
・同じ売り上げでも固定客比率の多い人と新規比率の多い人では宣伝広告費負荷が異なりますので、リピート率などの数値と絡めて単月ではなく数カ月のスパンに対する安定性も絡めなくてはなりません。
経営管理数値は一つだけでは判断を見誤りますし、単月で判断してはいけません。
また、カウントの仕方も気をつける必要があります。
次回から、経営数値の管理方法について少し考察を深めていきたいと思います。
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