Newタイプのアカンソピゲの産地としてBoulachghaleを紹介していますが、アカンソピゲの項目でも少し触れましたように、あの場所は本来Boulachghaleとして知られている場所からかなり離れた場所で有り、地名も無い為最も近い場所のBoulachghaleとしまいますが、今回紹介する場所がサハロップス等が採取出来る事で知られるBoulachghaleの産地であります。
ここもかなり大変な場所で、実際に化石を採取出来る地層が有る場所は結構な崖の上で、なるべく登りやすい場所を探して登る訳ですが、何せ人の通わぬ場所、かなり大変です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/20/mdl-store/7c/68/j/o0600045014427356902.jpg?caw=800)
Boulachghaleまではスタックしない様に道無き道をひた走ります。 気楽に行ける場所では無いです。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/20/mdl-store/41/86/j/o0900067514427356930.jpg?caw=800)
前方の壁の様に連なる山がBoulachghaleです。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/20/mdl-store/32/de/j/o0900067514427356973.jpg?caw=800)
麓に着きましたが、なだらかな斜面を探し歩きます。 目指すは上部の岩盤です。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/20/mdl-store/a6/5a/j/o0900067514427357019.jpg?caw=800)
雨風に晒されて上層部から崩れて来た石に化石を発見しました。 ファコプスでしょうか? こんな物を見つけると速く上部の岩盤を見たくなりますね。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/20/mdl-store/63/1d/j/o0600045014427357048.jpg?caw=800)
こちらも足元の砂に埋もれた石に何やら三葉虫が見えます。 岩盤を割るまでも無く、転がっている状態です。 持参したハンマーの意味が無い,,,
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/20/mdl-store/01/fb/j/o3350052214427357088.jpg?caw=800)
崖を登る途中グルッとカメラを回して撮影してみました。 ほぼ360度なのですが、何となく現地の感じが解るでしょうか? まるで火星ですね。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/20/mdl-store/c8/24/j/o0900067514427357129.jpg?caw=800)
上層部の地層へ到着しました。 ここがBoulachghaleの産地です。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/20/mdl-store/23/d7/j/o0900067514427357158.jpg?caw=800)
サハロップスかコムラ・コメタの尾板発見。 尾板しか有りませんが、なかなか大物です。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/20/mdl-store/f3/db/j/o0600045014427357192.jpg?caw=800)
こっちはParahomalonotusですね。