Jorf産化石 | 化石屋のブログ

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ブログの説明を入力します。このブログではモロッコ産化石の現地情報を紹介しています。

2010年辺りよりJorf産の珍しい三葉虫化石を目にするように成りましたが、現地の様子からも判るように採取量は少なく、現地でも質の良い標本を目にする事さへ希な化石が多いのが実情です。 ここでしか採取出来ない種が有る為に、市場に出て来た時には高価な物と成ることが多い傾向に有ります。

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Akanthargesですね。 ただJorf産の種にはBasseiargesと言う名も付いています。 高価格で取り引きされている稀少な種でもあります。

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Cyphaspides sp. これも頬棘がもっと長い種等、何種類か特徴の違うタイプが確認されています。

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Struveaspis 上記の2標本よりは入手しやすい三葉虫ですが、これも複眼の形状の違うタイプが存在します。

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棘が長く平坦な体形を持つCrotalocephalusの一種です。

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今では全く見なくなってしまった尾板周りの棘が長いThysanopeltisです。

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こちらもThysanopeltis、大きなサイズの身体に独特の形状の尾板を持ち、このタイプは市場でまず見掛ける事も無い標本です。

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Phacopsも出ます。