kem kem | 化石屋のブログ

化石屋のブログ

ブログの説明を入力します。このブログではモロッコ産化石の現地情報を紹介しています。

アルジェリアとの国境も近いMrakebより更に50km程南下した場所がKemKemと呼ばれる地域です。 この辺りはTaouzと列んで白亜紀辺りの恐竜の化石、スピノサウルスやカルカロドントサウルスが採取出来きます。 この辺りは勿論道路も無く集落も無い文字通りモロッコ領としては最果ての場所でもあります。

イメージ 1

見渡す限り砂。 何も無い砂漠を四駆で走破するしか無いのですが、スタックしない様に気をつけながら進みます。

イメージ 2

途中軍隊の駐屯地が有りました。 この辺りはアルジェリアから密入国者が通る場所でもあり、麻薬の密輸やアルカイダ密入国等を監視するために駐屯しているらしいです。

イメージ 3

産地へ到着、KemKemのこの真っ赤な岩肌の中に恐竜が... この山の先はアルジェリアへ続く山岳地帯、これ以上四駆では入り込めません。

イメージ 4

脊椎Get

イメージ 5

顎の一部の様な化石や歯と脊椎等、質は良くは無いですが色々と採取しました。

イメージ 6

帰路燃料補給&休息で立ち寄ったTafraoutの集落唯一の商店です。 看板にはブティック、軽油、ガソリン、コカ・コーラ、ミネラル・ウォーターと有ります。 ガソリンは当然ポリタンク入り。 電話も有るし、店内ではコーヒーとか飲めるし一寸したコンピニ状態です。