横浜の梨 岩崎果樹園 @ 横浜市戸塚 | 服好き・ゴルフ好きMDのファッション忘備録

服好き・ゴルフ好きMDのファッション忘備録

業界歴30年超え、セレクト取締役MDのち現在フリーMD
気付いたらゴルフ&別荘ライフにハマって

いくつになっても PREPPY STYLE...
Twitter:PREPPy



昭和30年に初めて梨を植えました。


全然果物が作られていなかった当地で本当に梨が出来るのだろうか・・・・


半信半疑で数年が経ちました。


初めて実った梨(菊水)はとても美味しかったです。


でも皆さんに梨が出来ているのが解るまでに、又数年かかりました。


今では梨を始め葡萄柿蜜柑まで、少しずつでは有りますがお客さんから、 『美味しいね、』と言って貰えて大変満足しています。



昭和5年生まれ83歳です。


大分疲れて来ましたが、まだ頑張って毎日畑に出ています。



もぎ取りも出来ますので、自然の空気を吸いに来てください。


今年2022年だから92歳❣️


元気にお店?にいらっしゃいましたよ!



午後の営業は14時〜


梨は1kg600円



この辺は「平戸果樹の里」って言うんです


最近果樹泥棒多いから防犯対策ネットもね



梨は7月から10月が旬なんだろうけど


横浜は9月上旬にはもうそろそろ終わりだね



めちゃビックリするカラスの逆さ吊り😱



豊水と菊水の2種があるそうで


テープを貼って境界線を作ってます



丁寧に袋に入ってるけど


その袋を破って中の梨の傷確認



問題無ければ


こうやって梨を上に持ち上げると


『えっ⁉️』


ってほど、簡単に取れる



この頭上に張り巡らした網が結構低くて


腰を曲げないと動けないのが難点



6個もぎ取って2kgちょっとだから¥1200



「菊水(きくすい)」


1927年、神奈川県立農事試験所で当時場長だった菊池秋雄氏が育成した青梨品種。


当時すでに「二十世紀梨」は市場に広く出回っていたようですが、黒斑病に弱いという欠点があり、この病気に対する抵抗性を持つ二十世紀に替わる品種を目指し、強い抵抗性を持つ「太白」に、「二十世紀」の交配種を掛け合わせてできた実生から選抜育成されました。


「菊水」は一本の樹から穫れる収量が二十世紀より少なく、果形が良くないものが多かったり、さらに収穫後、果梗が早く黒くなり日もちが悪いことからその後市場から姿を消していった。

その後様々な交配親として用いられ、中でも「幸水」は現在市場の約4割を占めるまでになっており、それに続く「豊水」は「幸水」を親としています。

つまり 「菊水」の孫にあたる品種というわけです。

食べてみると、サクッと軽やかな歯切れのいい食感で、果汁もたっぷり、そして甘みと共のいい感じの酸味がバランスよく感じられとても美味しい梨でした。

今日主流となっている品種ほど甘味は強くありませんが、いくつもの品種の交配親になっているだけの実力を感じさせてくれました。




「豊水(ほうすい)」

現在の果樹研究所で交配育成された品種で、1972年に農林8号として命名登録されています。

その由来に関しては紆余曲折ありましたが、現在ではDNAの解析などから「幸水」と「イー33」(「いしいわせ」×「にじっせいき)の交雑によって生まれたと推察されています。

果肉は果汁が多く、非常に糖度が高くなる傾向にあります。
その分酸味も伴い、全体として濃厚な味わいになります。