慶應義塾大学商学部卒、欧州IESEビジネススクール経営学修士(MBA)、米国ノースウェスタン大学ケロッグビジネススクールMBA exchange program修了。
電通国際情報サービスにてシステムデザインやソフトウェア企画業務に従事した後、ローランド・ベルガーに参画。
アパレル、ラグジュアリー、化粧品、小売り、食品・飲料、インターネットサービスなどのライフスタイル領域を中心に、成長戦略、デジタル戦略、グローバル戦略、ビジョン策定など様々なコンサルティングを手掛け多くの成功実績を持つ。東京オフィスの消費財・流通プラクティスのリーダーを務める。
経済産業省「服づくり4.0」をプロデュースし、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2017「クリエイティブイノベーション部門」ゴールド賞受賞。
同省主催の「若手デザイナー支援コンソーシアム」も支援するなど、政策面からのアパレル業界に対する支援も実施。
また、PEファンドの支援を通じた消費財企業に対する投資・再生支援実績は業界トップクラス。
シタテル株式会社や株式会社IMCFの戦略アドバイザーを務めるなど、業界の革新を促すスタートアップに対する支援も行う。
企業・政府・PEファンド・スタートアップ・メディア活動の5つの視点から、業界全体の成長・革新を促すための活動に日々従事している。
2030年アパレルの未来
ワンショット消費
購入した服やアイテムを着用してインスタにupし、その後はメルカリですぐに売る消費スタイル
2022年にはグローバルアパレル市場は約195兆円。米国約32兆円、中国約28兆円で世界市場の約40%。
アクセシブルラグジュアリー市場=手の届く贅沢、コーチ、トリーバーチ、フルラなど
それを支えるのがHENRY=High Earners Not Rich Yet。高収入だがまだ資産は少なく富裕層ではない、ブローリッチ(高所得者層)を指す
20%の能動的消費者は発信者に
80%の受動的消費者にはレコメンデーション
ブランドファン作りは店頭経由せず直販サイトからデジタルマーケティングでD2Cへ
流行の仕掛け人は業界人から優れた個人へ
決算発表では判を押したようにECやAIといった同じ言葉がキーワードとして並ぶものの、肝心の顧客にとっての「価値」は不明確なままだ
英国boohooはデジタルファストファッション
初回ロットは極小で顧客の反応で追加オーダー、サイトはスタイルキーワード別、原価率45%、毎週100種類の新商品
米国Stitchi Fixはスタイリングサービス
初回登録時にサイズや好みを細かく問診
スタイリストが隔週・毎月・2ヵ月から5アイテム送り無料返品で購入数で割引率最高25%
販売員並みの顧客管理オススメ提案力へ
サステイナブルコンセプトのreformation
どの程度環境負荷なのかを数値で明記
面白かったとこ抜粋しちゃいました💦
最後の章の
「結局、今後の10年間で国内アパレル産業はどう変化し、いま何をすべきなのか」
というところは、ちと微妙でしたけど…笑笑
でも、このコロナ禍のアパレルの
ここ数ヶ月・数年の店頭販売が微妙になりそうな中
ちょい先の変化のヒントになりそうで
アパレル関係の皆さんにはオススメです
5月8日のWWDには新しい福田稔氏のコメントが…