「パリに行きませんか?」
お誘いを受けたのは、初夏の爽やかな風が吹く頃でした。
パリも海外旅行も20年以上前に行って以来、海を越えた旅行は沖縄止まり。
行きたい!でも、1週間も家を空けられない!でも、このチャンスを逃したら同じ様な旅行には行かれないかも…。
様々な感情が心の中で揺れ、渦巻き、諦めたり、本当に迷いました。
誰かが「行っちゃダメ!」と言ってくれれば諦めがつくと思い、まず長男に聞いてみました。
「いいんじゃない。行ってくれば?」(ちょっと拍子抜け)
次に長女に聞いてみました。
「ママが1週間、旅行に行ったら大変よね?寂しいよね?」
「大丈夫だと思うよ。」(えぇ~そうなの?)
誰も止めてくれない💦
最後のキーマン、大黒柱に相談。
「お友達にパリ旅行に誘われているんだけれど、無理だよね。」
「いい機会だから行っておいで。ママが居ないと大変だと思うけれど、なんとかなるよ。それにママの有り難みが子供達もわかるだろうし。」
遂に行く事になりました。
羽田空港発JAL45便、パリ・シャルルドゴール空港行きです。
お気楽な気分で白ワインを注文。
これが体調を崩す一因になってしまったかも…。
ロールキャベツが品切れになってしまい、肉じゃがになってしまいました。
人生2度目の吉牛です。
出発日まで家の片付けや食料品の買い出し、食事の作り置きなど忙しく動いていたので、その疲れや白ワインの軽い酔い、そして、着陸直前の激しい揺れで完全に飛行機酔いになってしまいました。
シャルルドゴール空港に到着して、お迎えに来ていた現地スタッフに酔い止め薬を買ってきてもらい服用しました。
まだまだフラフラホワホワした体調のまま、ギャラリーラファイエットまで歩いて5分、買い物に。
夕方のグルメ&メゾン館は大賑わい。マカロン、チョコ、チーズ、パンなどおいしそうなものがたくさん並んでいるのに全く食欲が湧かない。
お土産の下見だけでホテルに戻り、早々に就寝しました。