井上さんの小説デビュー作となるのが今作だそうで、内容は作中に登場する小説家のブン先生が書いた、フンという小説から抜け出してきた登場人物の四次元の泥棒フンが巻き起こす騒動を描いたナンセンス小説で、ストーリー自体はテンポも良く面白いのですが、やはりデビュー作という事で所々しつこい!!
フンが行った犯罪や、捕まって裁判になった際の罪状の読み上げなどが数ページにわたって書かれており、余りのしつこさに正直その辺りはサーっと読み飛ばすような感じで読んでしまいましたよ(>_<)
しかし、先にも書きましたが、全体としてはテンポが良く、ナンセンス系と言うか、SF(少し不思議)な感じの小説が私は好きなのでなかなか楽しんで読めましたね( ^ー゜)b
ただ、井上さんのあとがきの後に扇田昭彦という人が解説を書いているのですが、その解説がよくない(×_×)
「もしもこの小説を開き(中略)笑いころげない人がいるとすれば、(中略)それはとても不幸な、すごくサビシイ人にちがいない。」っときたものだから、面白かったが笑い転げる程ではなかったので、「大きなお世話や!!」っと若干イラッとしましたね(>_<")
せっかく楽しく読んでも、あとがきや解説でこういう素っ頓狂な事が書かれていると一気に萎えるので、余り変な人にそういった部分は書かせないで欲しいものです!!