ローマ人の物語3 ハンニバル戦記 [上] | fukufukuのブログ

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あれこれダラダラ&ボチボチと

塩野七生さんのローマ人の物語 ハンニバル戦記 [上]を読みました。



ローマ人の物語としては3冊目となるのですが、なぜいきなり3冊目から読み始めたかというと、タイトルにもあるようにあのカルタゴの雷光ことハンニバル・バルカが登場するからです(^-^)

っと言っても実際は巻の中盤辺りでようやく生まれ、終わりの辺りでも二十歳になっていないので本格的に参戦するのは次巻からとなるのですが、それでも読み進めて行くとなかなか面白いですね(戦争の話なので面白いと表現するのは不謹慎かも知れませんが(汗))。

話としてはローマとカルタゴが戦った第一次ポエニ戦役が主で、後半では停戦後、第二次ポエニ戦役までの23年間に起こった事を紹介しています。

それにしても読んでいて思ったのですが、正直この頃から人間なんてそんなに進歩していないですね(o^艸^o)

特に失敗(負ける)するパターンと言うのはよく似ていて不謹慎ですが少し笑ってしまいましたよ。

ちなみに私が感じた失敗するパターンとしては下の5つですかね。

1、指揮官の能力不足

2、過去の成功例だけを見つめ、現状把握を怠る

3、人の助言を聞かない、聞いても無視する

4、慣例や慣習にとらわれ過ぎて、新しい事を行わない

5、味方同士で足の引っ張り合いをする

っといった所でしょうか。

これらがまだ1つぐらいなら相手あっての事なので勝つ事もあるのですが、2つ3つと重なって行くと目も当てられないような酷い負け方をしますね(>_<)

第一次ポエニ戦役も双方にこうした所があり長期化・泥沼化と言うか、最終的にはローマ側の勝利?に終わったのですが何ともグダグダな感じになってしまい、「これどっちかがもうちょっと優秀やったら1年も経たない内に終わってたんと違うん(×_×)」っと流された血の量を思うと非常に残念な気分になりましたよ・・・

でも、後半の戦役後の部分で紹介されているローマの植民地の支配の仕方や、税の取り方、徴兵や軍の編成などは非常に良く出来ていて感心させられ、勉強になり面白かったですし、これだけ優秀なのに上手く行っている間は良いのですが、少し歯車が狂った瞬間、「えぇーーーーΣ( ̄□ ̄;)」っと驚く様な大ポカをやらかすローマと言う国が、何だかとても頭や成績が良いのに残念な子のように見えて少し可愛く感じてしまいました(o^艸^o)

先にも書きましたが、次巻ではいよいよハンニバルが出てきて活躍するようなので、購入した本が届くのが楽しみで仕方がないです(^-^)