その25 | もっと!! り フォームおじさん?

もっと!! り フォームおじさん?

かわいいかわいい 姫ウズラの育ち様は如何ッスか?
ちっさいちっちゃい姫ウズラの生き様は如何ッスか?
新米姫ウズラーの奮闘記は いかがっすかぁ~
と思ったんすが、いろんなモノのフォームを変えてるリフォームおじさんの育ち様でいいっすか?

4年後、不破内閣は松木のわがままゴリ押し法案 医療費と教育費の無料化の地盤固めとシステム構築を成し遂げ、かつて無い高支持率を維持していた。このまま不破内閣の続投であろうとメディアが報じるなか、松木は首相公邸に呼び出された。

5階の総理執務室をノックするとふわっとカレーの薫りと共に『どうぞ〜』と言う総理の声がした。

失礼致します。松木が入室すると応接ソファーに白い紙エプロンを付けた不破総理が座っていた。テーブルには大盛りカツカレーが二つ。不破はスプーンを立てて持ったまま、『ま、先に食べましょう。ささ!』

大盛りカツカレーは今運びまれたばかりか、湯気が立っている。不破の様はまさに大きな赤ちゃんだ



と、と、ずいぶん大盛りカツカレーですね(^_^;)
『カツカレー🍛お嫌いですか?(@_@;)』
い〜えェ~大好きです! いただきます!

ふたりとも5分と掛からず大盛りカツカレーを飲み終えた。
ジョッキにいっぱいの氷の入った水を一気に飲み干したのは不破が一息早かった。
『ぷはぁー』
ゴキュゴキュゴキュッ ぷはぁ~
ごちそうさまでした! 
額に汗を書いて顔の前に手を合わせた松木は執務室を見渡して額の汗をハンケチで拭いながら不破に尋ねた。
旨いカレーでしたが、総理執務室でカレーなんて良いのですか?
ソファーに深くもたれながら不破は『いいんですどうせ暫しの仮住まいですから、  だいたいこのおうぎょうな佇まいは落ち着きません いいんですカレーが薫るぐらいで アタナも嫌いじゃないでしょう』不破はいたずらっぽくニヤけながら松木を凝視している。
???

『総裁選に立候補してください。』
えひへさしっ!   松木はカレーの香る息を呑んだ
『回り道はもう必要ありません』
しかし入閣もしていない小生が!!
『知ってますか?ハタチ以上で国会議員なら総理戦に出れるんですよ』
それはまぁそうどすが、、あまりの事に京都弁になってしまった。
『仮にも今の私にはそれなりの権限があります。しかもこのことは大ムジナさんも御承知のこと』
『今の面白くない日本を少し面白くしてくださいよ』
・・・・・頭の中で大ムジナ大先輩の声がこだました
やっちめぇ!