おじいさんは目の前が真っ暗になりました。

しかもおばあさんは言いました。

「桃から産まれたから名前は桃太郎にしよう!」

正気の沙汰ではないとおじいさんは思いました。おじいさんは桃から子供が産まれたという事実に納得いかないというのに、おばあさんはその疑問を通り過ぎて名前までつけている。

しかも育てるというのだ。

しかし、おじいさんは反対できません。なぜならこの歳まで子供ができなかったのは作らなかったからではありません。むしろ毎晩励んでいました。

しかし、おじいさんの病気のせいでできなかったのです。

おじいさんは仕方なく、桃太郎を育てることにしました。


つづく