先日も告知させて頂きましたが、明日は阪急摂津市駅横、摂津市立保健センターで
せっつ市民健康まつりが開催されます！
私も摂津市歯科医師会のブースで歯科健診に出務いたします！
歯科健診だけではなく、歯ブラシのデコレーションや、自分の指の型をとって模型作りの体験なんかもありますよ！
皆さんぜひご来場くださいね！
さて、昔の歯科治療は虫歯になったら銀歯！神経をとった！というイメージではないでしょうか？
現在の虫歯治療は可能な限り小さく削って白い樹脂でその日に終わる治療を行ったり、なるべく神経を保存する治療法をとります。
神経を処置するとその永久歯はずーっと神経がないままになります。神経だけではなく、歯に栄養を与えている血管も同時に失ってしまうのです。
神経をとったら何か悪いことでもあるの？
とよく聞かれます。神経だけではなく、先程お話しした栄養分も届かなくなります。
生えている木を思い浮かべて下さい。
生えている木の枝は折ろうと思ってもしっかりしているのでなかなか折れません。
しかし、枯れ枝はもろく、簡単に折れてしまいます。
歯にも同じことが言えるんです！
神経がある歯は丈夫ですが、神経を処置した歯はもろく場合よっては歯根が折れたりした場合、最悪抜歯に至ります。
また、神経を処置していると冷たい熱い等の痛みを感じなくなります。
治療した歯が再度虫歯になっていても気づかず、歯科医院での検診に足が遠のいていた場合、意外にも虫歯が進行しているなんてこともよくあります。
神経を処置すると様々なリスクが増えるので、出来るだけ神経を残し生涯ご自身の歯で過ごせるようにしたいですね！
そのためには日々のご家庭でのケアと歯科医院での定期検診と口腔ケアが必要になってきます。
摂津市千里丘 前川歯科クリニック