4月30日火曜日。雨時々曇り。

今時間はもうすぐ9時半になるところ。
夫が明日明後日は出勤するので、とりあえず連休の前半が終わろうとしている。
今日も特別なことはなかったが、ささやかながら1日を振り返ってみようと思う。
今朝は8時前に起きる。(明日6時過ぎに起きられるだろうか)
ゴミを出しコーヒーを飲んで、それから洗濯と掃除機がけをする。
昨夜お肉をたくさん食べたためお昼ご飯は抜きとなった。
お昼になってようやく夫が起きてくる。
外は雨で肌寒く嫌な天気。することもないので映画を観る。
この間から観ている、アキ・カウリスマキ監督の映画だ。
浮雲、過去のない男に続いて、今日は街のあかりを観る。
そしてやっぱりこの映画も、登場人物のほとんどが無表情だった。
主人公は孤独なうえに好きなった女性に騙されて、強盗の濡れ衣を着せられ刑務所にまで入る。
そんな転落人生なのになぜか悲壮感が感じられない。むしろどこかおかしみさえ漂っていた。
そして最後には、やるなこの男と思った。やられっぱなしの人生じゃあ終わらない不屈の男なのだ。
(騙した女は見る目がない)
カウリスマキ監督の映画から感じたことは、今という時間に真面目に向き合い懸命に生きていればそのうち何とかなるんじゃないか、ということだ。
もちろんこれはわたしの勝手な解釈だけれども、映画の中でくらいそんな楽観的な気分になってもいいだろう。(現実の世界には脅し文句が溢れているから)

映画を観終わるともう夕方近くになり、ニューオータニまでオードブルを取りに行く。
その前に丸由に寄ってお寿司を少しと柏餅を買う。

6時頃には実家へ行き少し早い父の誕生日を祝う。
オードブルとお寿司他にお刺身や母の作った筍の煮物などあり。
今日ばかりは父もグラス一杯のビールを飲んでいた(許されたというか)。
父ももう81歳。楽天家は長生きするものだろうか。
(わたしはあまり父に似なかったかもしれない)
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