1月5日金曜日。晴れ。

昨年末に姫路へ行った。
その思い出を記しておこうと思う。
長い文章を書く気力もなかなか湧かないが、あまり時間が経つと忘れてしまうかもしれない。
楽しかった時間を振り返ることは気持ちを落ち着かせると思う。

12月30日天気は晴れ。
大阪行きの特急に乗って90分。
じっくり姫路の街を歩くのは初めてだった。
夫は子供の頃何度か来たことがあるらしく、当時とは比べ物にならないほど様変わりしたと言っていた。
駅を一歩出ると正面には姫路城が見える。訪れる人の全てを出迎えてくれるかのように。
再開発による近代的な建物と広々とした大通り。そこから横に逸れると昭和の面影を残す小さな商店街もあった。
駅前には大きなデパート(山陽百貨店)があって、年の瀬のデパ地下は買い物をする人たちで大賑わいだった。

以下、食べたものや駅前や通りの写真を載せておく。

ホテルに程近いお店で食べた穴子丼定食。

駅のお店で食べようかと思っていたが、ここで食べておいて正解だった。

後で駅にへ行くと軒並みお店は満席で行列、もしかしたら夕方まで食事にありつけなかったかもしれない。


旗の写真どおりの大将がいらっしゃった。

若い店員さんもテキパキと明るくて居心地のいいお店だった。

味も◎。



夕食は早めに食べようと、山陽百貨店のレストラン街へ行ってみた。

いちばん入りやすくて良心的な値段で食べられる豚カツ屋さんへ。

豚カツの美味しさはもちろんのこと、豚カツと豚汁の組み合わせが最高だった。


こちらはおやつのアップルパイ。

パイの中にはカスタードクリームが入っていた。

どこへ行っても別腹とは頼もしい存在だ。


駅のお土産館の中にあるフードコートで食べた姫路おでん。
生姜醤油を付けて食べるのが姫路流。
生姜醤油はぜひ家でおでんを食べる時は真似しようと思う。
おでんに生姜は豚カツに豚汁同様最高の組み合わせだ。
ちょっとわかりにくいが、蒟蒻がお城の形になっていた。

駅前の広場は夜になるとライトアップされていた。


姫路駅を出ると姫路城がお出迎え。


姫路城と大通りも夜はライトアップされていた。

醸し出されるお城と街の一体感が素敵だった。

ずっと通りを歩いていたいと思ったほどだ。


喧騒と静けさ古い歴史と新しさ、それらが混在し調和された居心地のいい小都会。

姫路の街にそんな印象を持った。

きっと住みやすい街なのだろうと思う。

外からやって来た旅行者に住みたいと思わせる。

それだけで最高の街ではないか。


商店街には昼飲みの出来るお店(カウンターだけの小さな感じの)があちこちにたくさんあった。

どこも満席に近くワイワイ賑やかで楽しそうだった。

いつもの年の瀬とは違う、少しだけ遠くの別の街で過ごす年の瀬だった。

それもまた最高の気分転換になって良いものだと思う。 

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