11月15日水曜日。晴れ時々曇り。


尾崎豊のデビュー40周年記念のライブ映像というのをYouTubeで観た。

15の夜とI LOVE YOU。

15の夜を歌う白いTシャツにジーンズ姿の尾崎。

肩の力を抜いて歌っていて(そう感じた)表情もどこか優しげだった。

どの曲もそうだが、尾崎の曲は尾崎にしか歌えないと思う。

他の歌手の方のカバーもとても上手だがそれだけだ。

l LOVE YOUはあまり好きじゃない。

好きじゃないのに聴くと涙が出そうになった。

切ないラブソングだが、男女の愛を超越したような何かそういう尊いものを感じる曲だと思った(上手く言えないのだが)。

わたしの年齢的なこともあるだろうが改めてそう感じた。

尾崎の曲に出会って自由を求めるということを知った。

大人の誰もそれを教えてはくれなかった。

教えてくれたのは尾崎。

自由になれた気がした15の夜(バイクは盗まないが)。

それから時を経て52の夜だ。

15の時より自由だとは思う。

けれどもそれは、自由になれた気がしたというだけではなかろうか。

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