広島旅行2日目。
旅行者の朝は早い。
ホテルの同じフロアの部屋のあちこちから人の声が聞こえて目が覚める。
6時頃だったろうか。
わたしと夫ははそれから1時間後に起きた。
昨夜早めに就寝したのでさっと起きられた。やっぱり旅先でも睡眠は大事だ。若くはないのだ。
身支度をしてホテルを出ると、地下街のタリーズに入って朝食(コーヒーと卵サンド)。
体も温まったところで駅にへ行き、宮島へと向かう電車に乗り込んだ(電車はほぼ満員)。
30分ほどして宮島口に着くと、それからフェリーに乗って10分くらいして宮島へ到着。
お昼にはまだ時間があったが既に参道のお店には人が溢れていた。
食べられる時に食べておこう。そう思い、焼き牡蠣や揚げもみじなどを食す。
穴子飯のお店の前には既に開店を待つ人の列ができていた。
ここで待つ時間を取られるのも何だかもったいなようで、お昼ご飯は広島へ戻ってお好み焼きを食べることにした。
そしていよいよ厳島神社へ。

フェリーからも遠くに見えていた大鳥居。
近くで見ると何だか神聖な気持ちになった。
お天気も最高で海風が心地良かった。

能舞台。今でも実際に使われているのだろうか。

反橋。

五重塔。

やや歩き疲れて上まで行く元気が出なかった(情けない)。

次回行くことがあれば、ロープウェイに乗って展望台まで行ってみたい。


宮島に来て最初に食べたのは焼き牡蠣。
生より旨みがたっぷり味わえるように思う。

揚げもみじ。わたしはこしあんを食べた。夫はクリーム。

出来たての温かいあんこに(その素朴な甘さに)癒された。

こちらはクロワッサン風のもみじ饅頭。

中はりんごが入っていてアップルパイのよう。

サクサクであっという間に食べてしまった。

厳島神社からの帰りに立ち寄ったカフェ(名前を忘れてしまった)にて食べたコーヒーソフト。

これはかなりボリュームがあって、コーンの中までたっぷり入っていた。

ちょうど七五三のお詣りの日だったようで、隣の席では着物を着た女の子とそのご両親がソフトクリームを食べておられた。

とあるお店の前で休憩中の鹿。

観光客のお相手も疲れるのだろうか。


名残惜しい気持になりながらも、お昼過ぎに宮島を後にした。

午前中よりも更に人の数が増えて、参道の辺りは大賑わいだった。

フェリーが到着すると続々とたくさんの人が降りて来た。

宮島の全てを知るには一度では無理だろう。

それなりに満喫できたが、ぜひともまた再訪したいと思った。



広島へ戻ると少し遅めのお昼ご飯となった。

再び前日に行ったビルへと行き、違うお店のお好み焼きを食べた。(また名前を忘れてしまう)

海鮮(ほたてとえびといか)をのせたお好み焼き。
前日に食べたものとは少し違って、そばは硬めで柔らかなキャベツがたっぷり入っていた。
鳥取へ帰ったらめったに食べられないので、ゆっくり味わって食べた。
夫の注文したホルモンのせんじがら(確か)。
コリコリした食感がお酒のつまみに最適だろう。


衰退という言葉は似合わない。
常に発展あるのみ。
広島の街を歩いているとそんな前向きな気持ちになった。
これからどういう風に発展していくのだろう。
同じ中国地方に住むものとして頼もしくさえ思う。
そしてちょっと羨ましい。
いつかまた訪れた時、広島の街がどういう姿を見せてくれるのか楽しみにしていようと思う。