8月13日土曜日。曇りのち晴れ。

午後になって母と夫と一緒にお墓参り。永代供養なのでお花もいらずお線香だけあげた。

お寺に行くと人も少なく静かだった。お墓のあった頃は朝のうちから花をたくさん抱えてお寺に行っていたが、今はもう誰からも急かされたりはしない。たとえお墓参りをしなくても叱られたりはしないだろう。

お墓からの帰りにスーパーに寄った。母が夕飯に冷しゃぶを作るというのでわたしと夫も一緒に食べることになった。

お刺身やビールやお菓子など買って母を送り届けた。車の中で母が買ったばかりのふろしきまんじゅう(鳥取県民にはお馴染みのお饅頭))を出して半分くれた。作りたてのふろしきまんじゅうはいい匂いがした。家に帰ってコーヒーを入れてさっそく食べた。一つ食べるともう一つ食べたくなった。黒糖風味の柔らかい薄皮(生地)とあっさりしたこしあんがいい感じだった。やっぱり作りたては(何でもそうだが)美味しい。

や〜められません〜ふろしきまんじゅう♪とコマーシャルソングを思わず口ずさみそうになった。

夫は鳥取生まれではないからか、ふろしきまんじゅうを一つしか食べなかった(太るのを気にしてかもしれない)。残ったその一つ、さすがに三つは食べすぎだから明日の朝に取っておこう。と、夫ではなくわたしが食べる気満々だ。


ふろしきまんじゅうは、ごく普通の素朴なお饅頭。味も昔から変わらない。それなのに一つが二つ、二つが三つになる。

包み紙にはおたふくの顔が描かれている。(包み紙はありません…)