夜中の間に雪が積もっていると思ったけれど、朝起きて外を見たらせいぜい10センチくらいなものだった。

今日は夫が午前中休みを取っていたので、わたしも便乗して少し朝寝坊した。5時頃にストーブを付けて7時半頃に起きた。最初にゴミを出しに行って外の空気を吸おうかと思ったけれど、せっかくだからそれは夫に譲ることにした。

コーヒーを淹れて昨日デパートの地下で買った塩豆大福を食べた。何もなければ蜂蜜をスプーンひと匙舐めるところだ。甘いものはおやつの時間に食べるより朝に食べた方が太らないような気がする。(何の根拠もない) 以前はヨーグルトやゆで卵を食べていたけれど、味気なくてやめた。

明日の朝は、生協さんで買った人形焼を食べるだろう。中がこしあんらしい。あんこはやっぱりこしあんが好きだな。久しぶりに、出来立てのふろしきまんじゅう(鳥取の人なら誰もが知っているお饅頭)が食べたいと思ってしまった。

午前中のうちから天気が回復してきたので、雪かきはしないと決めた。お天道さんがそのうち雪を解かしてくれるだろう。年末の大雪に比べたら、これくらいの雪は可愛いもんだ。

お昼は夫もいたので、年末に実家からもらった(もらい物のもらい物)ハムを切った。厚めに切って少し焼いて胡椒を振った。豚ロースのステーキには敵わないものの、さすがは贈答用だけのことはあった。半分残したハムはどうやって食べようかと思うけれど、結局同じように焼いて食べるのだろうな。

午後になって夫が仕事に行くと、二階の部屋の換気を兼ねて掃除機をかけた。昨日窓を開けたかどうか覚えていない。天気が悪いとつい換気を怠ってしまう。

雪は大したことはないものの、寒くて外に出るのが億劫になった。冷蔵庫にはほとんど何もない。野菜はあった。ハムの残りと冷凍餃子。白菜に小松菜、大根にかぼちゃにさつまいも、それにエリンギとエノキ、白ネギに卵。大山ハムのウィンナーがひと袋。何かできそうでもあり、何かが足りないような気もした。

夫に頼んで帰りにイオンかどこかでお惣菜でも買って来てもらおうかと思ったけれど、あるもので何とかなった。冷凍餃子は頼りになる。


お天道さまは気まぐれで、晴れたと思えば思い出したように雪を降らせたりした。それでも空は明るくなって大雪の心配もなくなり、どうにかホッとできる週末になった。

生まれ育った土地の気候が、人格形成にも多少なりとも影響するものなのかもしれないと思うことがある。冬の鳥取の空模様と自分のどこかじめっとした不安定な内面が似ていなくもない。



今朝車の上にはたくさんの雪。
路上には10センチほどでも車の上にはそれ以上の雪がいつも積もる。