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はいたいっ✨
カウンセリング感積の安慶田円(あげだまどか)です😊
心療内科で勤務していた頃、うつや適応障害に
次いで多かった相談内容が、強迫症です。
今日は強迫症についてお話させて下さい。
強迫症(強迫性障害)とは・・・
強迫症とは、ある事が気になりその事に囚われ、
日常生活に支障をきたす障害です。
決して珍しい病気ではなく、100人に1~4人が
罹患すると言われています。
→強迫性障害(強迫症)の認知行動療法 (患者さんための資料)
👆厚生労働省から出ている患者様向けの資料です。
分かりやすいので気になる方はチェック!
強迫症は強迫観念と強迫行為からなります。
強迫観念
・考えずにはいられない、不安や不快を想起させる考え。
例:鍵をかけ忘れたかもという不安、自分が触ったものは全て汚くなる
という不安など
強迫行為
・不安・不快な強迫観念を消すために繰り返し行う行為、または回避。
例:何度も手を洗う、施錠を何度も確認する、特定の道路を避ける等。
また、表に見える強迫行為はないが頭の中で
確認行為を行っている場合は、メンタルチェッキングと
呼ばれ、頭の中で行われる強迫行為とみなされます。
強迫症で悩まれている方に特徴的なのが、
回避と巻き込みです。
回避
・不快や不安を感じない様に、トリガーとなる状況や場所を避ける。
例:絶対に公衆トイレは使用しない、人を傷つけてしまいそうなので包丁は使わない等。
巻き込み
・不快や不安を感じないように、家族、友人、職場の人など周りの人に代わりに行動をさせる。
例:特定の場所で運転を代わってもらう、家族にも公衆トイレを使用させない等。
この回避と巻き込み、特にご家族の方に
影響が多いと感じます。そのため、ご家族が
疲弊し相談に来るケースもありました。
不安感や不快感を感じないように
強迫行為、回避、巻き込みをするのですが
実は逆効果になるんです💦
その理由は、それらを繰り返すことで
不安や不快に対して過度に敏感になり、
さらなる不安を生みやすくするからです。
ではどうするか・・・
簡単に言ってしまえば、それらの
繰り返しを辞めればいいのです。でも
そんなに簡単ならもうやっていますよね。
次回に具体的な対応をお話します。
まずは今日ここに書いてある
強迫症について知っていただければ幸いです😊
本日もここまで読んでいただき
ありがとうございました✨

