日々の感謝と感動を積み上げて本来の自分のエネルギーを取り戻そう!

image

 

はいたいっパー

カウンセリング感積(かんせき)のカウンセラー

安慶田円です!

 

本日はカサンドラ症候群について

書いていきます。

 

発達障害という言葉が知られた辺りから、

カサンドラ症候群という言葉も

聞かれることが増えてきました。

 

ここで一度、カサンドラ症候群とは

どういうものなのかを一緒に

勉強できればと思います✨

 

カサンドラ症候群とは

image

 

カサンドラ症候群は正式な病名ではありません。

 

というのも、カサンドラ症候群は

主に発達障害のパートナーや家族を持つ方が、

互いに良好なコミュニケーションが

取れなくなった時に感じる

心身的なストレスの状態であり、

病気ではないからです。

 

診断されるとしたら、

「適応障害」と診断されるでしょう。

 

その主な心身的ストレスは・・・

 

・抑うつ状態

・不眠、過眠

・食欲不振、過食

・慢性的なだるさ

・強い倦怠感

・意欲が湧かない

・強い不安

・強い怒り、イライラ

など・・・

 

人によって症状は様々ですが、

大切な家族やパートナーとコミュニケーションが

上手く取れないというストレスは

想像しただけでも大変ですよね💦

 

私の以前のクライアントさん達も、

パートナーが発達障害やASDを持っていて

日々、意思疎通するのが難しく

激しく疲弊している方々がいらっしゃいました。

 

しかし、その方々に共通するのが、

「パートナーを良くしてあげたい」

とおっしゃる方が多かったことです。

 

パートナーが発達障害やASDを

抱えて苦しんでいることを知っている。

 

だからこそ、その苦しみを何とか

解決してほしいと相談に来るのです。

 

しかし、本当に困っているのは

そのクライアントさん自身なのです。

 

「私よりも大変なのはパートナーの方だ」

という気持ちが強く、

自分の心身の体調には気づけないのです。

 

カサンドラ症候群になりやすい方は

 

・献身的

・思いやりが強い

・真面目

・責任感が強い

 

方々が多い印象です。

 

また、一番の理解者であってほしい

パートナーと良好なコミュニケーションが

取れないのは、かなりのストレスです。

 

自分の気持ちや状況を理解してもらえないし、

パートナーは自分の事だけに一生懸命

だからです。

 

ASDのパートナーによくみられることですが、

身体的な接触にも敏感な方が多いです。

 

その為、身体的な接触が得られず、

お互いの関係性に距離感が出てきます。

 

ですから、多くのクライアントさんは

「一緒に暮らしているのに孤独を感じる」

とおっしゃる方が多いです。

 

まずは自分の状態を知ること

 

前述したように、カサンドラ症候群の方は

自分の症状にすら気づけていない方も

多くいらっしゃいます。

 

しかし、どうしていいか分からず、

心療内科やカウンセリングに足を

運びます。

 

恐らくその時点で、

「あなたはカサンドラ症候群の可能性があります」

という風に言われると思います。

 

否定したくなる気持ちも分かります。

だって、一番大変なのは

発達障害やASDを持つパートナーや家族の方

ですからね・・・。

 

しかし、自分の状態が整っていない

状態ではパートナーや家族を支えることは

難しくなっていきます💦

 

気付いたら共倒れになっていることも

あります。

 

もしカサンドラ症候群の可能性を告げられたら、

主治医やカウンセラーと、今の自分の状況が

どんな状態にあるのかを把握してみてください。

 

その上で、どんな治療法や身体の整え方があるかを

一緒に検討してみてください。

 

また、抑うつ症状が強すぎるときには、

医師から薬を勧められることもあります。

 

その時点で拒否をする方も多いのですが、

薬は今のひどい状態を緩和するもの

ですので、一生服用する薬ではありません。

 

ですから、乱れた心身のバランスを

整える意味で、服薬の検討も

ありだと思います。

 

カサンドラになるのは愛が足りないからではない!

 

最後に・・・

カサンドラ症候群になってしまった方は、

ご自身がパートナーやご家族に対して

愛情が足りないと思ってしまう方が

いらっしゃいます。

 

しかし、

本当はその逆です!

 

心から愛している、大切にしているからこそ

カサンドラ症候群になってしまうからです。

 

パートナーや家族が発達障害やASDを

持っていることは、誰のせいでもありません。

 

ですから、日々献身的にパートナーや

家族に向けているエネルギーを

自分に向ける決心をしてほしいなと

思います😊

 

もちろん、一時的に物理的な

距離を取る方法もありですよ✨

 

まずは自分を支える方法を身に着けてから、

パートナーや家族の健康を

サポートしましょうね~😊

 

本日もここまで読んでいただき

ありがとうございましたお願い

 

 

 

初回30分無料カウンセリング受付中!

適応障害以外の相談も受け付けます。

 

時間、料金などは下のリンクを

クリックしてくださいね😊

カウンセリングメニュー