日々の感謝と感動を積み上げて
本来の自分のエネルギーを取り戻そう！
はいたいっ✨適応障害専門カウンセラーの安慶田円です！
皆さま、いかがお過ごしでしょうか？
沖縄は先週から雨が続いています☔
少しでも水不足解消になればいいな～と思う、今日この頃です😊
さて、前回は新学期、新生活を迎えられる方たちに向け、どのように日々を過ごすかをご提案させていただきました。
今回は、新生活を迎えられた家族を持つ方に向けて発信していきます！
過度に対応しない
今月から新生活を迎えられた学生や社会人にとっては、毎日が緊張の連続だと思いま
す。早い方では2週間を過ぎた辺りから慣れてくる方もいますね✨
しかし、中にはずっと緊張が続く方がいるのも事実です。
実際に、その緊張状態が続くことでいわゆる五月病が発生してくることが多いようです。
ではその家族に対し、何ができるでしょうか？
はい、小見出しの通り、過度に対応しすぎないことです。
家族にとっては、新しい生活のスタートがどうだったか気になる所だと思います。
その為、しつこく聞いてしまったり、アドバイスをしがちになってしまいます。
ですが、それがかえってプレッシャーを与えている可能性もあるのです。
ではどう対応したらいいか？
声掛けは大事だと思います。
「お疲れ様！今日はどうだった？話す時間があったら聞かせてね」
という感じで、相手に話すかどうかの選択肢を持たせてあげてください。
新しい環境から帰ってきたら、多少の混乱と疲労がどっと押し寄せてきます。
正直、その状態で今日の出来事を話す元気は少ないと思います。
そして、向こうから話し始めてきたらできるだけゆったりした環境で話すようにしてほしいなと思います。
そうすることで、話す本人も頭を整理しながらゆっくり今日の振り返りができるからです。
体調や行動を観察する
新生活を迎えたのが成人した方でしたら、体調を自分で伝えることができるはずです。しかし、まだ小さいお子様や未成年にとってはうまく伝えられない可能性があります。
上記でも話したように、過度に聞いてしまうと、相手が話す気力を失いかねません。
ですから、家に帰ってきてからの様子を観察してみてください。
観察するポイントとしては・・・
- いつもは出来ている日常のルーティンができていない
- 今まで以上にテンションが高め or イライラしている
- 食事や水分を避ける or 過食ぎみになっている
- 夜更かしをしている
- 泣くことが多い or 無表情が続いている
- 趣味をしなくなった
- 会話が極端に減った
- ぼーっとしている時間が通常より長い
以上が観察する大まかなポイントです。
特に、いつものルーティンができないのは要注意です。
抑うつ気分や適応障害になったときに最初に現れやすい症状のひとつだからです。
心療内科勤務時代に、多くのクライアント様が「いつものことが出来なくなった」と相談にくることがありました。
一時的なことではあるのですが、この、日常のことが出来ないというのは、ご本人様の自信を失い、「とうとう自分はおかしくなったのか」とさらに不安を増幅させているように感じました。
ですから、周りのご家族は上記の点を参考に観察をしてみてください✨
良い距離感を保つ
これは上記の話にもつながると思いますが、過度に心配しすぎてあれこれやってあげるのではなく、いつもと変わらぬ距離を保ちながら、「いつでもオープンだよ～」という姿勢を見せ続けることです。
その距離の取り方は、上記でもお伝えしたように、「話したいときに話に来てね～」という感じで、軽く声掛けをして後は待っておくということです。
へんに距離を縮めてしまうと、相手は疲労感から、イライラをぶつけてくることもあります。
それによって、お互いの関係がギクシャクすることもあり得るのです。
そうなると、相手はどんどんストレスをためてしまいます。
「家族だから全力でサポートしたい！」
その気持ちは十分に分かります。
しかし、家族だからこそ、距離を保つ優しさと我慢をもってほしいのです。
新生活を迎えた方は、たとえ子供だとしても自分の中で混乱や疑問を処理しようと頑張っています。
その機会を奪ってしまっては、その方の成長の機会を奪う事にもなりかねません。
ですから、草葉の陰からとはいいませんが、良い距離感（いつもと変わらぬ距離で）見守ってあげてほしいなと思います。😊
いかがでしたでしょうか？
少しでもお役に立てたら嬉しいな～🌸
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