ブログネタ:手を組んだとき、右手、左手どっちの親指が上になる?【投稿でドットマネーがもらえる!】
参加中私は左手の親指 派!
あーもう十月だわ。
もうすぐ寒くなって、古傷の腱鞘炎に苦しむのね…ヤダわぁ。
年をとるっちゅーのは、自分の好きな事だけを盛大に選べるという事もあり
非常に楽しい事でもあるのだが、身体が色々キツい。
漂ってくる加齢臭に、キッとオットを睨みつけるも
自分の首元から漂ってくる己の香りだと気付き
自分で驚き、どうしたら良いものかとちょいと悩んだりもする。
(私はものすごく鼻が利く。ジミー大西氏も相当らしいが私も相当だ、と思う。)
朝から鳴り響く携帯電話。
二度寝をエンジョイ中の私だが、シンクロの選手並みの跳躍っぷりで
飛び起き、コーラー(かけてきた人)の名前を画面で確認だ。
先週末からかかってきている、この朝電話。
名前を見て、鼻の穴をふくらませ、舌打ちをし 絶 対 に 出 な い 。
この相手の電話には出ないのだが、朝の電話には飛びついてしまう。
それは何故かと言うとですな…
オットの新しい職場は、ハイウエイを1時間半もすっ飛ばしていく場所なので
薄暗い早朝から出かけるオットを見送る時は
何となく心配で、以前よりも神妙な気持ちになる事が多い。
万が一、事故でも…とイヤな想像がウッスラと脳裏をかすめつつも笑顔で
「いってらっしーゃい」
「イッテチーマス、ハーイ」
と、相変わらずの微妙なオットの日本語を聞き見送るのだ。
毎朝。
だから、猫達と二度寝をむさぼっている最中だろうと
朝の一発トイレの最中だろうと
6~8時半までは電話の音には敏感になってしまうのだ。
で、この先週から延々かかってきている朝電話の相手とは
あの困ったちゃんな義姉の一人娘・スーちゃん。
姪っ子のスーちゃんは、イケイケどんどんな勝気な娘で
基本的には私と非常に気が合う。
スーちゃんのオトコの話しも、ドラッグ云々の話しも
「アンタはまた!」と言いつつも、長々と笑いながら
話しを聞く事も多い。
この子が実の娘だったら…と、想像し、イヤだわぁ!と身震いしつつも
心の奥底のうーんと深い所で『私の娘だったら…』と願うくらいには
可愛いと思っている。
スーちゃんの2人の娘ってのが、私が目の中に入れても痛くない程に
可愛がっているモニとシシだ。
(今までのブログ内では、言いやすいのでモニとシシも
姪っ子と呼んでいるが実際には姪っ子の子供だね)
この愛しくも面倒くせースーちゃんが
電話してきている理由は「車のローンを組みたいから保証人になってよー!」
という事なのだ。
もちろん自分の実のおじであるオットには、最初に頼み込み
「ばきゃろー、オマエなんか信用できるか!保証人なんか絶対ならない!」と
怒鳴り飛ばされている。
数年前に、オットはスーちゃんのアパートの保証人に仕方なくなったのだが
ほんの3ヶ月程で、家賃を滞納し、激怒しつつもオットが1年近く
アパート代を支払っていた過去もある。
とーにかく、お金にルーズ。
経済観念が全くない私から見てもルーズの女王だ。
一応働いているが、無駄遣いだか何なのか、何に使っているのか
よく金の無心をされる。
(まあ、葉っぱだろう)
彼女は政府から、低所得者対象のフードスタンプ(食料切手)の援助を受けている。
普通の感覚の持ち主ならば、フードスタンプという代物は恥ずかしいモノなので
必死で隠したりするのだが、全く、ソレを隠そうとはしない。
(あ、身近な人でフードスタンプを貰っている人達を思い出したけど
皆さん結構堂々としているかも。あの図太さがあるから、低所得者のままで
平気でやっていけているんだわね。向上心なんぞカケラもないわな)
フェイスブックなどに、シーフードやオシャレ野菜の写真を
「コレはねーフードスタンプで買ったんじゃ~ないんだよ!
アタシが自分で稼いで買ったんだから!」などと誇らしげに写真をアップしている。
誇らしげに見せるものの価値が低いっつーんだよ…。
そんな感じにどこかズレている。
「貸して」とは決して言わずに「いくらなら く れ る ?」と聞いてくる。
さすが義姉の娘なのだ。
図々しく、ケツが軽く調子が良い。
が、見方を変えれば、タフで陽気でポジティブな社交家。
義姉と同じく、どうしても嫌いになれない魅力が溢れている。
今回の車のローンだって、きっと数ヶ月で払えなくなり
手放す事になるのは目に見えている。
それでも、手に入れようと躍起になっている姿を想像すると
「スゲー…どこからその自信が沸きあがるのだろう…?」と
ウルトラ バカ パワーの炸裂ぶりにため息が出る。
今回は数回この「マーおばちゃま~お願いお願い保証人なってよォ!」
の電話相手をし「ダーメ。ならない。」と断っているのだが
ヤケクソなのかヒマなのか朝からよく電話してきている彼女。
絶対に保証人なんぞならないとも。
絶 対 に だ !!(あら?韓国語かしら?)
でもね…でも、もしも出物のうんと安い車があったら、スーちゃんに買ってやろう…と
オットと苦悶の表情浮かべつつ、たまに入る趣味の内職程度の小銭を貯めつつ
そっと 小 声 で 話している中年夫婦な私達。
ああ…こうやって甘やかすからいけないのだ…
わかっちゃいるんだ…
が、スーちゃんの飛び上がって喜ぶあの姿を思い出すと
オット共々ダメなオジとオバになってしまうんだよ…
車があれば、アクティブなあの子がどんなに楽に動き回れるか…
まるで『都合の良い親子ごっこ』のように考え込んでしまう私だ。
ところで、イヤな事って小声になってしまうのは何故なのかしらね。
家のメス猫シーちゃんも、イヤな時には小声で鳴いているわ、そういえば。
↑レディ ガガのカツラをつけさせられ、イヤなのだろうに
そのまま眠りにつくシーちゃん。
酸っぱそうな顔だ。
↑今年の夏、家に来てた時に撮ったモニ・シシ。
こんなに大きくなりました。
2人共170cm以上で足のサイズは26cmのデカさのくせに
顔のサイズは私の半分。
グレイ タイプの宇宙人のようだ。
黒いアンジェラ アキと心の中で100回はよんでいたわ、私。


