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朝からいっぱい食べられる? ブログネタ:朝からいっぱい食べられる? 参加中

私は食べられる派!

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朝からいっぱい食べられる?
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目覚めて5分で「あー腹へったー」と心の底から呟ける45歳よ。
朝イチでカツ丼OK!!!
胃もたれなんてなった事もないや!



今日は珍しくランチ・デートをしてきたわ。
相手は、これまた私には珍しく在米の日本人奥さん・Kちゃん。

私の回りの40歳を過ぎた女性で、彼女ほど『清廉潔白』という言葉が
似合う人はいないの。

とにかくポジティブで、キッパリ真っ直ぐ。
そのポジティブさは、陽気な事が苦手な私ですら
温かく包み込んでしまうような大らかなパワーなのよ。

声がデカくて、わーはははと屈託無く笑い
正義感の強い小学生のように正論をハキハキと
言いつつも、大人の悲しさも実はわかっている賢さ。 

まるで・・・気持ちの良い木陰から見上げる真夏の青空みたいな女性なの。

こうして書いてみるとバカみたいな高血圧肥満な中年ババアのようだが
(それは私だ)
彼女の外見といったら、グラマラスなカーヴィングボディに
ツヤツヤの健康的な肌と小鹿のようにキラキラうるんだ大きな黒い瞳。
とにかく、生命力の強さが全身からこぼれているような女性・Kちゃん。

そんな彼女でも、時々悩みや愚痴を言いたくなるらしく
「マミちゃん、ちょっと会おうよ。もーーー吐き出したいの!」と
忙しい時間をやりくりして、私とのデート時間を作ってくれるのよ。

で、Kちゃんのお話を聞きつつ
彼女の持つ『運の強さ』や『良い気』『元気な細胞』を
森林浴のように思う存分吸い込み、私は私で自分の日ごろ溜め込んだ
『悪い気』が消滅されてゆく気持ちよさを味わっているワケよ。


今日も、ひとしきり話し終わったKちゃんが
「マミちゃん、どー思う?なんか凹んじゃってさ、あたしー!」と
実に元気良く愚痴を言い、意見を求めてきたが
Kちゃん森林浴ですっかり「咳ぜんそく」が治まった私は
「Kちゃんは 絶 倫 だから大丈夫。」といつものアドバイスを
言っておいたわ。


Kちゃんや、高校時代からの長年の友人Yちゃんのような
人を惹きつける人には
『とにかく健やかな精神力』と『動くたびに零れ出る活発な細胞』の
生命力が感じられるのよね。
そして、それが一緒にいると空気感染のように人を包み込み染み入り
こちらまで生命力アップみたいな気持ちになれる。

救いのような人達だ。

だから、見ていてたまに「こんなに他人の負のエネルギーを浴びて
この人大丈夫なのかしら?」と思うけれど
当人曰く「気合いが入ってっから大丈夫なんだよね!」らしい。
何だか結構 雑 な 感性で素晴らしいわよね。

気合いか・・・。
茹でた木綿豆腐のように愚鈍そうな私は、たまに理由もなく
へこむ日がある。
よどんだ色の出し汁の中で、グッタリと横たわっているのが心地よい。
何をするのも億劫で、もともとの面倒くさがりに拍車がかかって
息をしているだけで「ああ、立派。息が出来てるから立派よ。」みたいな、ね。
で、無理して気合いを入れた途端に「ダーメーだあああああ!寝ちゃおう!」と
腰砕けになりダメ人間を満喫。

もともとテンションが低い私には、到底持てぬ
あの『元気な細胞』の持ち主である友人達は
実にありがたい人々だわね。


で、今日はそんな貴重なKちゃんに元気を貰ったおかげで、
今夜は近所のHIPHOPな青年に
「うるっせーんだよ、ブンブカブンブカ!!殴るぞマジで!」
と怒鳴りつけながら注意する事が出来、1週間ぶりで静かな村に戻れたわ。

家のドアを開けて、オランウータンのように転がり出ながら
「こーんのやろー、もー勘弁しねーぞ!」と日本語で怒鳴りながら
現れたお団子ヘアーのエプロンおばさんな私に
相当驚いたらしく、青年は
「OMG!奥さん、落ち着いて!何?!」と携帯電話を道路に
落としていたが、私の
「U K W!?ブンブカブンブカ オ ー ル ナ イ ト ロング!
(と言った途端サラサーティーCMが頭の中を駆け巡るナゾ)
R U デ○?!
ワタシ アンタもこの車も殴って火をつける!やるっつたらやるワタシ!」という
物凄いバカな言い方と差別的な発言をすぐに苦情と理解して
「すみません、これから気をつけます。いやー驚いたー」と
ぶーたれる事もなくエンジンを切っていたわ。

ブンブカがウーハーの擬音だって、よくわかったわね、彼も。

最近引っ越してきた若い御夫婦の旦那さんなのだが、駐車場にて
エンジンかけっぱなしのウーハーかけまくりつつの長電話を
夜間にするのでイライラしていたのだ。
生活音は何とも思わないけれど、あの延々窓まで振動するウーハー
お下劣ギャングスタは、許せん。

そして、私の怒鳴り声に気付いたお向かいの白人お婆さんと
家のオットが飛び出て来て、私の「わかってくれたか、ありがとう」の
青年へのお辞儀をマネして、ペコペコと慣れないお辞儀をしている
青年をなぐさめていたのにはウケたわ。
皆さん、お優しいのね。へっ