ブログネタ:見てみたい動物
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アルマジロ。
家の近所の森やら茂みにも居るけれど、ちゃんと見た事がないのよね。
高速道路を走っていれば、鉛色の身体を丸めた
小さなアルマジロの轢死体をよく目にする。
そのたびに『意外と目が良くないのかしら?』と思う動物だわね。
私が見てみたい動物って、正確には
生き生きとした「私のアルマジロ」 なのよ。
躍動感はないだろうけれど、ね。
跳ね回っているアルマジロなんてのは、恐らく狂犬病だし
駆けているアルマジロは、必死な状態で
そんなんは見たくはないの。
「私のアルマジロ」は、名前を呼ぶとモサモサと寄ってきて
小生意気な可愛い顔で見上げてくるようなさ・・・ペットだな、もう。
姿や気配を感じるたびに
「おとうちゃん、アルマジロ飼おうよー!名前もあるの、もう。」と
オットに言うのだが「ノッ!!!」と厳しい顔で否定される。
オットいわく「アルマジロなんてものは、ダニ・蚤の巣窟で病原菌の塊」
であって「飼ったりしたらゼニばかりかかる悪魔」らしい。
何かを強く否定したい時にオットがつかう「ゼニばかりかかる」って
言葉は、呪文のようだ。
それを言われた瞬間に「じゃあ無理だねー」と深く頷いてしまうもの。
こういう時、つくづく思うけれど
オットって 精 神 的 に 大 人 だ 。
子供の頃からアルマジロって不思議な姿だと思っていた。
鋼鉄ボディにハリネズミのような顔。
野生のものなど見る機会はないと思っていたら
アメリカ生活で、ひっそりとした身近な生き物になっていた。
ミシシッピにもいるのよ。
私の好きな本の中でも、アルマジロは登場していたっけ。
ジョー・R・ランズデールさんのハップ&レナード シリーズ。
血生臭い乱闘シーンの多いシリーズだけれど、ものすごく面白い。
いかにもアメリカ臭い登場人物の山!
独身時代に読み始めて、スピード感と人物描写の面白さに
翻訳本が出るたびに楽しみに買っていたランズデールさんの本。
当然ネットで探して、原作をオットにプレゼントした。
あ、家は記念日やクリスマスに本を相手にあげるのよね。
私もオットも知らなかったんだけど、著者のランズデールさんは
兄弟で小説家なのよ。
オットは以前から、ランズデール弟の作品を読み漁っていたらしい。
こういう感覚が似ているってのは・・・嬉しいわよねえ。
例えバイオレンス小説だとしても。
で、今は夫婦でハップ&レナード シリーズの大ファンだ。
テキサス負け犬白人ハップと、その親友ゲイで屈強な黒人レナード。
アメリカの社会風刺もミックスしつつのストーリー。
ヒーローみたいな役割なのに、ひとつの事件が解決すれば
思い出話にもせずに「あーやっぱテキサスいいよねー」と
元ののらくら生活に安穏安穏と戻るダメさ加減!
たまらなくニヤニヤできちゃう。
人様に本を薦めるって、難しい事なんだけれど・・・
ちょっと勢いのある小説読みたいなーって方は
シリーズ途中からでも、十分楽しめるのでどーぞ。
角川文庫 海外出版
ジョー・R・ランズデール Joe R. Lansdale
(鎌田三平 訳)
・ムーチョ・モージョ <原題 MUCHO MOJO >
・人にはススメられない仕事 <RUMBLE TUMBLE>
・バッド・チリ <BAD CHILI>
・テキサスの懲りない面々<CAPTAINS OUTRAGEOUS >
・罪深き誘惑のマンボ <THE TWO BEAR MAMBO>