【旅行のおともに】
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この土曜日に一時帰国中の日本を発ち、日曜日にスイスに戻ってきた我々一家。
早朝5時起きで福岡空港へ。
毎回恒例となっている「じいじの老人泣き」も、早起きしすぎて頭が回っていないせいか今回は泣かず。
私も涙よりも疲れが出てしまい、なんとなく寂しいなという程度のお別れの傍らで。。。
下駄のような顔をして「帰りたくない！」と号泣するペマコ。
どんなに疲れていても、若いと感情が正常に働くようです。
福岡から乗り換え地のソウルまでの便が2時間遅延したため、ミールバウチャーを頂き、食事の代わりに福砂屋のカステラやロイズのお菓子を購入して。。。
・・・さっきまで号泣していたのが噓のような満面の笑み。
「ちょっとぐらい待って（遅延して）良かったね！」
と、謝罪の気持ちを表したい航空会社の思うつぼにハマったペマコなのでした。
ここでの遅延は我々の旅程に全く響かなかったのですが。。。
次の乗り換え地であるアブダビでまた遅延！
なんと、3時間も待つことになったのです。
若いころ、空港などのベンチに横たわって寝ている人を見ては、
「こんなところで寝れるのすごいよな。。。」
なんて思っていた私ですが、おばさんになった私はベンチに横たわって爆睡。
↓こんなところでも寝てしまった私の写真を見てくれ！
そんな中、
機内持ち込み用に購入した簡易なスーツケース。ダンナ様がテーブル代わりにしたのはこれです。
（写真クリックでHPへ）
どこでもどんな状況でも120％楽しめるダンナ様の底力を感じた瞬間です。
三時間も遅延したわけですが。。。
何の補償もサービスもなく。
欧州では遅延の補償の条件はきちんと決められていて、どうやら3時間では対象にならないようで。。。
ちなみに、もう1時間遅延して4時間以上の遅れが出た場合、一人当たり↓このシャンデリアぐらいの払い戻しを受け取ることができるらしいのです。
（写真クリックでHPへ/2024年8月19日時点）
これが4人分になるんですから、庶民の我が家には大きな金額ですよね！
しかし、4時間遅れにはならなかったので、補償金どころかミールバウチャーも出なかったのでした。
疲れもピークに達したころ、また日本を思い出したのかシクシクと泣き出したペマコ。
「帰りたくない。。。」
いやいやいや！
このままアブダビの空港にステイするよりも、母さんはさっさとスイスに帰りたいよ！
日本の空港を出発してからおよそ31時間でチューリッヒ空港に到着。
おそらく私の一時帰国史上で最長だったと思います。
スイスに戻るのは嫌でしたが、なんと私が到着した日の日中気温は17度。
クーラーが無くても快適で、これだけは「戻ってきて良かったな」と思えることです。
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