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昨日、日本から衝撃的かつ悲しいニュースが飛び込んで来ました。
このニュースはスイスでも取り上げられています。
やはり、許されるべきではないこととして、各国のコメント共に紹介されています。
スイス連邦大統領(Bundespräsident)のイニャツィオ・カシス氏も、Twitterで暗殺者を強く非難し、安倍元首相のご家族や、我々日本国民に哀悼の意を表しています。
突然の訃報に動揺する私。
日本で起きた事件とは思えない…と衝撃を受けるダンナ様。
そんな我々夫婦の様子を見て、
「何があったの?」
と気にするペマコ。
ペマコも日本国民ですし、教えた方が良いと判断し、かいつまんで事件のことを伝えました。
神妙な顔をしたペマコ。
そのまま、すっと自分の部屋に入ってしまいました。
子供にはまだ刺激が強すぎる話だったかな。。。
ちょっと心配になった私は、ペマコの部屋をのぞいてみることに。
机に向かって座っていましたが、私の顔を見ると半泣き顔に。
「日本のプレジデントだった人が可哀想だよ。。。」
(厳密には”プレジデント”ではないですが)
とポツリ。
そして、
「その悪い人をぶん殴ってやりたい。。。でもできないよ。。。」
と沈んだ顔に。
そしてベッドの上に突っ伏すと、
「悔しい!悔しい!」
とバタバタ。
ペマコにとって、安倍元首相は今日初めて知った人はありますが、その人の死・その命を奪った人に対する悲しみと怒りが湧きあがって、その矛先をどこに持って行っていいのか分からないといった様子でした。
ペマコがどうして、「でもできないよ」といったのか、その真意は分かりません。
犯人が怖いからか。
自分が非力だからか。
暴力で解決はするべきでないと考えたからか。
いずれにしても、「腹立たしい/悔しい」という気持ちから、攻撃をすべきではないと、10歳の子供でもうっすらと分かっているようです。
3年前に、仲良し3人組の中で、いつしかいじめられるようになっていたペマコ。
↓これね!読み返すだけでも腹立たしい!!
そのうちの1人が、つい最近、誰とも遊んでなくポツリとしていたそうで、ペマコ達のグループに入って来たそう。
私の考えは、
「やられたらやり返す、100倍返しだ!」
・・・オリジナルより増えてない?ってことはさておき。
なんです。
イジメたヤツがのうのうとグループに入ってくることに腹が立った私。
「前のことを考えたら、一緒に遊ばない方が良いんじゃないかな~」
とペマコに言ったんです。
きっと皆さんは、「どんな母親なんだよ!」と思われるでしょう。
でも、そのグループでもペマコをハブる可能性があると考えると、先手を打つ必要があると考えたのでした。
※良い保護者の皆様はマネしないでくださいね。(しねーよ)
すると。。。
「ペマコはそんなことしないよ。だって可哀想でしょ。」
ペマコだって好きではないはずです。
「嫌いだから」「やり方(仲間外れなど)が合わないから」という理由で、攻撃をしようと思わないらしいのです。
まだ人生10年しか生きていない子供でも、感覚的にこういう考えが出来るのに。。。
安倍元首相を暗殺した犯人は何を思って実行に移してしまったのでしょう。。。
・・・私も自分の考え方を反省する点はありますが。
事件そのものに関しても暗く悲しい気持ちになりますが、日本の治安があまり良くない方向に向かっているという気がして、祖国のこれからを思うと胸苦しくなります。
暗いニュースが続く中、これ以上悲しい出来事が続かないことを祈るばかりです。
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