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『ちいちゃんのかげおくり』
このお話を知らない人は少ないでしょう。
私が子供の頃から教科書に掲載してある、戦争を題材とした物語です。
↑ざっくりとした内容はこちら
(写真クリックでHPへ)
うっすらとしか覚えていないこの物語。
ペマコの日本語学習のために、私がお手本で音読するすることに。
しかし。。。
途中から、号泣して読めなくなった私。
子供の頃は、号泣するほどの悲しい気持ちにならなかったのに。。。
突然泣き出した私に驚くペマコ&タマオ。
ペマコの目にも涙が浮かんでいます。
一方のタマオ。
「悲しいなら最初から読まなければいいじゃん?」
という冷めた発言。
「何この子!親の顔が見てみたいわ。」
・・・私だけれど。
こんな雰囲気の中で、私なりの子供達への平和学習を始めました。
戦争は国と国とのケンカであり、多くの人が犠牲になること。
戦争が始まれば、ちいちゃんのお父さんのように戦争に行かなければいけない人もいるということ。
二度と戦争は起こしてはいけないということ。
「スイスが戦争になったら、パピも連れて行かれちゃう!!イヤだよ~!」
と号泣するペマコ。
自分も年頃だったら、戦争に行かないといけないかもしれないということを知ったタマオ。
「タマオは日本人になるから。。。」
・・・相変わらずのセコさです。
一気に空気が暗くなったので、『かげおくり』の話に。
お天気のいい日に、瞬きをせずに10秒影を見つめてゆっくり空を見上げると、その影が空に昇って行くように見えるというもの。
いまいち理解しきれていないペマコ。
「それはよその人も一緒に昇っていくの??」
いや、さすがにそれは。。。
「おまえら誰や!」
って話になって来るし。
(写真はイメージ)
そんなこんなで、子供達が『かげおくり』をやってみたいと言い出し、お天気が良かったので外に出てやってみることにしました。
・・・影と言えども、緩んだ体型が丸わかり。
目を開ききって「いち…に…」と呪文のようなことを唱え、ゆっくり頭をあげる親子三人を見て、立ち止まって眺める人あり、気味悪そうに離れていく人あり。。。
「瞬きをせずに」というのが、ドライアイ気味の私にはかなり難しい。
子供達と何度も挑戦するも、影は全然昇って行きません。
お父さんの出征前に、この遊びをしたちいちゃん一家。
お父さんがまた帰ってこれるのか、自分達の命がどうなるかも分からない中の『かげおくり』は、どんな気持ちだったのかと思うと、再び胸が痛みます。
私達の影は全然送られませんでしたが、平和な中でできる『かげおくり』は、とても幸せなことなんだと思わずにはいられません。
私も、私の親の世代も戦争を知りません。
ただ、祖父母の実体験を聞いた両親からの話を聞くと、自分の祖父母が経験したということもあり、お話で読むよりももっと現実感がありました。
年々減っていく、戦争を語れる世代の方々。
自分たちの世代が、絵本や物語から子供達に戦争の悲惨さを伝えることはとても重要だと思います。
小学生の頃、『青い空は』という歌を習いました。
あの頃は、自分自身が子供だったため、「そうだね~」ぐらいにしか思いませんでしたが、歌詞の中にあった、
「青い空は 青いままで 子供らに伝えたい」
今は心の底からそう思います。
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