今日は夏休み前のお話。
6月はペマコ8歳のお誕生日でした。
（写真はイメージ）
ペマコがずっと欲しがっていたプレゼントを渡すと大喜び！！
それは
スイスのネットフリックスで観ることができる貴重な日本アニメの1つですが、ドイツ語で観る子供達。
「BAKUGAAAAN！！」
と、日本のアニメ顔が外国語口調でやっているので違和感ありです。
ちなみに、シルバニアファミリーもドイツ語でしゃべっていますが、語感の強さにより可愛さ2割減。
この爆丸のおもちゃ。
たたんだら球体なんですが、ポンと投げてどこかに当たると、強そうにデフォルメされた動物に変身！
…というカッコいいおもちゃなんです。
・・・すぐ壊れそうだけれど。
それはある日の事。
幼稚園から帰ってきたタマオ。
私にこんな報告をしてきました。
「爆丸３つ、お友達にあげちゃった」
・・・え？！
そのおもちゃ、アンタのじゃないよね。
ペマコのやん。
「あげちゃった」ってあーた！
「ペマコが持って行っていいって言ったの？」
と聞くと、
「ううん」
・・・勝手に姉から盗ったものを配るなんて、アンタは石川五右衛門かよ！って話です。
それに私は、
「幼稚園にはおもちゃを持って行くな」
「失くしたり、盗られたくないものは持って行くな」
と再三言ってあるんです。
その掟を破っての行動。
しかも、家族といえども勝手に人の物を持ち出す。。。
そして、買ったばかりのおもちゃ。。。
カッコいいおもちゃなので、みんなに自慢したい気持ちもじゅうぶん分かります。
がしかし。
わたくし、大爆発！！
タマオの狭い部屋をグルグル行ったり来たりしながら吠え続けます。
段々、自分がどのポイントに対して怒っているのか分からなくなってきた私。
きっと、ミリオネアのライフライン、『オーディエンス』を選択したら、
B：ペマコのおもちゃを勝手に持ち出したから 25％
C：勝手に人におもちゃをあげたから 25％
D：新しいおもちゃだったから 25％
ぐらい、答えが出にくい状況だったと思います。
そこでペマコ帰宅！！
泣きながら事情を話し「ごめんなさい」と謝るタマオ。
じっと耳を傾けるペマコ。
一通り聞き終えたその時です。
「分かったよ。泣かなくていいよ。」
とペマコがタマオを抱きしめたのです。
あたしゃ、ゴジラのようにドスドスと歩き回り、頭の中でミリオネアを繰り広げていた自分を恥じたね。
しかし。
そっと体を離したペマコ。
タマオの目をじっと見据え、
「何色を持っていったの？」
「黒は誰に渡した？」
「赤は？」
「白は？」
・・・渡した相手の名前を、被告人タマオに全て吐き出させる敏腕検事ペマコ。
「明日、3人にまた持ってくるように言って。絶対に言って返してもらって。」
泣きもわめきもせずに淡々と詰めて行くところに、冷静さとヤクザな一面を感じます（怖）
あんた、本当に小学2年生（当時）なの？！
逆に、おもちゃぐらいで取り乱す私にも「本当に四十路なの？」という疑いをかけられそうですが。
そんな事件に新たな展開が！
つづく
↓押してほしいな♫
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