スイスでヘアカット | おじょーず!Life☆in スイス

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スイス人ダンナ様(日本語ペラペラ&ちょっぴり乙女系)&2人の子供達とのスイスライフを綴って行きます♪

スイス生活にて困ることの一つに、「美容院探し」が挙げられるのではないでしょうか。。。


アジア人と欧米人は髪質が違うため、こちらの美容院に行くとヘンな髪型にされると聞いたことがあります。

(しかも料金が高い!)

実際、ドイツ語クラスでアジア系女子が、後ろを軽く刈りあげられたのを目の当たりにした私。



「絶対にスイスでは美容院に行かない」



と心に誓ったのです。



2月に日本で美容院に行ってから早5カ月。

先日の地中海クルーズで思いっきり日光にさらされ、傷んで毛先が広がり、どうしようもなくなった私の髪。



「美容院に行きたい・・・」

「でもスイスでヘンなヘアスタイルにされるのはイヤ」

「人にヘンなヘアスタイルにされるぐらいなら自分の手で・・・」



ということで、自分で髪を切ることに。



ここで一旦、私のヘアアーティストとしての実績をご紹介しましょう。


【妹のヘアカット担当】

あれは私がティーンエイジャーの頃。

当時、ターミネーターで一世を風靡したエドワード・ファーロングが大人気だったんです。


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エドワード・ファーロング(インターネットより拝借)



当時小学生だった妹は、彼のヘアスタイルに憧れたらしく、ある日、



「エドワードのような髪型にする!」



と宣言。

・・・今にして思えば、「それってどうなの?!」なヘアスタイルです!

こんなヘアスタイルの学童が小学校のクラスにいる光景は、



「老人ホームにリーゼントのおばあちゃんがいる」



ぐらいパンチのある光景だと思います。



・・・「妹の願いを叶えたい!」


当時の私にそんな気持ちがあったかどうか、今となっては知る由もありませんが、私が自宅でカットすることになりました。

人の髪をカットしたことなんて一度もない私。

いきなり、耳の上の高さからはさみを入れ、はさみの入れ方が間違っていたのか一発で失敗!


泣きわめく妹。

はさみを持ったまま呆然とする私。


これは「エドワードヘア事件」として、私達姉妹の歴史に深く刻まれました。



【ダンナ様のヘアカット担当】

現在、ダンナ様のヘアカットをしているのは私。

彼の髪の毛は柔らかい&カールしているので、結構適当に切っても揃ってしまうんです。


・・・が。

翌日から私一人で日本帰国を控えたある夜のこと。

ダンナ様の髪をカットしたんですが、耳の上の髪だけ切り過ぎてハゲを作ってしまったんです。

どうせダンナ様には見えないだろうと、そのまま黙って単身帰国。


しかし、すぐに「おハゲ」を発見してスカイプでわめくダンナ様。

謝りつつもそれを見て笑う私。


これは「ハゲカット事件」として、私達夫婦の歴史に深く刻まれました。



・・・そんな私が自分の髪を切ろうってんだから、結構な決意なんです。


洗面所で鏡と向き合い、はさみを入れる私。


そういえば、昔、東京に憧れて上京したものの、フリーターで貧乏生活を強いられていた超ナルシスト男子がいたんです。

地元に帰って来ると、



「東京のハンバーグのお店で『びっくりドンキー』ってあるんだけどさぁ」

(・・・そんなもん、チェーン店でどこでもあるよっ!て話です。)



などと得意げに語り、アホ全開。

そんなびっくりドンキーな彼が、貧乏ゆえに自分で髪をカットしているのを見て、



「こういう風にはなりたくないなぁ」

(↑それも失礼だろ)



とおぼろげに思っていたんですが・・・

今、自分が同じようにセルフカットしていると思うと、人生って分からないものだなぁとしみじみ思うわけです。

(別に私は「貧乏」が理由じゃないけど)


さて。

気になる仕上がりは・・・


慎重に切ったせいか、まあまあの出来栄え。


【結論】

自分のことになると、ことのほか慎重になる。



・・・セルフカットで自分の人間性を垣間見てしまった私なのです。。。



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