タビノキロク最後です
最終日に訪れたのは・・・
北沢浮遊選鉱場
古代遺跡みたいだけど、これも佐渡金山から採掘されて
トロッコで運ばれて来た鉱石を
不要な鉱石を取り除くと同時に
金が含まれる鉱石を細かくすりつぶして
浮遊剤を用いて金銀分を回収する工場だった跡地
なんて幻想的な工場跡地なんだろうかw
あまりの光景に見とれちゃった
じーっと見てたら
出てきそう(笑)
煉瓦のこれまた味のある建築は
1908(明治41)年に建てられた火力発電所で
各施設に電力を供給をしてたんですって。
上から見ると・・・
(↑写真お借りしました)
ちなみにこの緑が無い時期ってあるのかなって
調べてみたら
(↑写真お借りしました)
これはこれで圧巻ですね
川を挟んで向かい側には
これまたコロッセオみたいな
シックナーがあります。
こちらも遺跡では無くて
不足する工業用水を確保するために
水と不純物を分離する装置なんです
こうやって整備されて圧巻の景色を見れるのも
管理している方達の努力があってからこそで
古代遺跡と錯覚させる姿だけど
あくまでも工場の遺構なので
それほど頑丈なつくりをしていないそうで
保存の難しさも大きいそう
三菱の所有なんだそうですが
一時期はゴルフの打ちっぱなし施設にしていた
こともあるんだそうです
そんな中、
管理を任されているゴールデン佐渡の社長が
我々の誇りのシンボルを取りもどそう!と整備を
始めたことで北沢浮遊選鉱場の
今の姿があるそうです。
補強だけを考えれば
新しいコンクリートを塗りなおし、
強化していけばよいのですが、
それではこの施設の魅力の“廃墟感”も損なわれてしまう
せっかく、大変な思いをして先人が残してくれた
創業当時の素材も失われてしまう・・・。
この素晴らしい文化財を壊すことなく
どのように現状の魅力を未来に残していくか、
現在保存の仕方については調査を重ね慎重に検討
しているのだそうです
なんてありがたいのだろうか・・・。
この圧巻の光景が後世にもどうか
残っていきますように・・・。
夜にライトアップもされていて
色んな表情の北沢浮遊選鉱場が
みれますよ♪
季節毎でもまた違った印象で楽しめそうですね。
これはお借りした写真ですが
もっと緑が濃い夏の光景↓
見てみたい!でも暑そう(笑)
ちなみに向かい側にあるCAFFでは
この光景を眺めつつ美味しいものも食べれますよ♪
あっという間の滞在だったけれど
深呼吸いっぱいできた佐渡島
他にも見どころ満載の佐渡島
また自分の知らない場所、光景、食べ物
空気感、思い出を得られて感謝、感謝です
帰りは時間もあったので
フェリーではなくジェットフォイルで新潟まで。
1時間くらいフェリーより速くて
飛行機みたいな羽があり
海よりも1.5mくらい浮きながら運航しますって
説明にえ?ってよく分かってなかったけど(笑)
(↑画像お借りしました)
これ見て意味が分かった。そしてまさかの姿に
今ここでビックリですw
コチラも初で船版の御朱印?をGETしました
ということで2泊3日の新潟旅行は
今思うと夢のような日々。
でもほんの少しでも
いつもの日常から離れたことで
深呼吸が出来て本当に良かったなって思います
まだまだ知らない地域が一杯あるので
訪れることができたら嬉しいな♪
なんだか長くなって&終わらなくて
申し訳無かったですが、これにて
タビノキロク日記【新潟】
終了です!!ではでは
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