タビノキロクの続きです
当たり前ですが島なので
海に囲まれている佐渡島。
山もかなり近くにある印象で
なんだか本当に海も山も視線の中で
常に感じてそこに居るだけでパワースポットw
これはあめやの桟橋
一番先端まで行くと
なんだろうか。自分の小ささと自然の偉大さを
これでもか!って感じましたよw
波の揺れでちょっと分からなくなる平衡感覚
そして普段はあまり行かない観光地なんだけど
この日も少し蒸し暑くて涼しいし
これも面白そうだしってことで
佐渡金山へ
MRアトラクションまで少し時間があって
どうしようか迷ってたら受付の方が
どちらかのコースを購入して見学して
時間になって戻ってくれば
MRのチケットと引き換えてあげるよ
って優しい提案をしてくれまして
道遊坑コースへ。
もうね、入口の階段部分でビックリ
涼しいとは聞いていたけど
むしろ寒い(笑)気温は10℃前後です
(↑HPからお借りしました)
思わずひぃ~って声も響くこの感じw
ちなみにこの冷蔵庫なみな温度を利用して
地元のお酒の熟成所がありました
ミヤが入った道遊坑コースは
明治に入って近代化された坑道や鉱山設備が展示されてる
コースだったんだけど
なんか想像スイッチ入ると
こんな温度の中で必死で働く人達が居たんだなって
考え始めると
なんだか、あーだこーだ思う自分って
なんて贅沢なんだろうかって反省しちゃう
ちなみにもう1つの宗太夫坑コースは
江戸初期の手掘り坑道跡が見学できるコースらしく
もっと昔なのでトロッコもなく
過酷な中での風景が見れるそうで
想像スイッチ的にはこっちを選ばなくて良かった
ちなみにこの働く人の中には
技術者とそうじゃない人がいて
技術者は大工と呼ばれ
お給料はその時代には良かったそうで
4時間ごとの交代制で休憩や食事時間もあって
ムシロの上で横になることもできたそうですが
浮浪者や罪人を強制連行してきて
重労働となる水替人足という役割を充てられた
無宿人たちは一昼夜交代制の厳しい作業を
してたそう・・・辛い
10年間「水替人足」として働けば帰ることが
許されていたそうですが、
10年間働いて生きて島を出ることができた人は
1割ほどだったといわれてるんだそう
というわけでMR体験する気マンマンだったけど
もう胸が一杯に
外に抜けた時はもうねホっとしちゃったw
トンネルを抜けて外に出ると
トロッコの基地や
展示などがありましたよ。
(レトロが過ぎるw)
このトンネルを抜けた先の広場から見えるのが
道遊の割戸(↑写真お借りしました)
山で見つかる金銀を堀り進めた結果
真ん中が割れた形になったそうです
すごい大昔の事のように見学してたんだけど
平成元年まで操業してたんですって。
操業休止までに算出した金は78t、銀は2,330t
想像できないくらいの量です。
世界遺産候補になった佐渡金山
全盛期には世界最大級・最高品質の金を生産した
世界に類のない鉱山遺跡であることはもちろん
高い「生産技術」で大量かつ
高品質な金の生産を可能とした優れた「生産体制」が
世界遺産候補になった理由だそうです
ミヤも訪れて思ったけど
この中に生産性を求めて
仕組みを考えていった昔の人って
本当に素晴らしいな・・・。
それも凄いけど、やっぱり
この環境の中で働いた人達を何よりも
評価したい気持ち。
(写真お借りしました)
はぁ・・・太陽を浴びて笑顔で仕事してる自分が
それだけで贅沢で幸せ者なんだなぁ
ということで
なんだか観光というよりは
ちょっと衝撃だった佐渡金山見学。
お土産売り場には
金の名刺に金のゴルフボールなどなど
面白いものも一杯で
なんだかドヨンとしてた心が癒されましたw
金は買えなかったけど
金の御朱印GET
ということで
佐渡金山関係ではあるのだけど
まるでジブリのような世界観を体験できる
場所にも行ったので続く
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