今日はこれぞ晴天という恵まれた中
小山のS様邸の地鎮祭を無事に
執り行うことができました。
今回はS様の地元の冨士浅間神社の神主さんによる
地鎮祭だったので、準備などはS様の方で
ご用意頂いたのですが
お魚も立派
浅間神社はミヤも地元の富士宮でずっと
近い存在の神社でもあるので
なんだかこうやって富士山を越えた場所で
お仕事できることに感謝でもあります
盛砂に土地に生えている植物を挿すのは
初めての経験だったのですが
これから建築する土地そのものに代わる役割を果たす
盛砂なので、その土地の草を刈るという
建築の意味があるそうです
今日は住まわれるS様ご夫婦、そして娘さんと
近くでまたお話をさせて頂いている
S様の息子さんもご参加下さったのですが
皆さんが揃っての状態でお会いしたのは
初めてなので
それだけでも嬉しい光景です
旦那さんが土地を清め
苅始めの儀を息子さんが
鍬入れをを旦那さんがしてくださりましたよ♪
その後全員で榊に願いを込めて
玉串奉奠をしました。
こうやって、この日を迎える意味も
その場に一緒に立たせて頂ける重みも
S様とのお付き合いの年月の長さの中で
たくさん与えて頂いてきた優しさやお気遣いを
思い返しては胸が一杯になる自分を
カメラ越しに感じました。
出逢いはご縁と言いますが
S様との出逢いはきっとミヤにとったら
ご縁以上のご褒美のようにも思えています。
まだまだ未熟でモノ知らずだった(今よりずっと)
若い自分の表現力を認めて下さったこと。
長い年月の中で牛歩のようなペースの
MDの創っていくお家を楽しみにして
くださり続けてくれたこと。
描いた設計を
本当に大切に見て頂いてるのだなと
伝わってくることだらけの打合せ。
一生懸命、考えたものを
一生懸命見てもらい、
また一緒に一生懸命考え模索していく
その道のりは
自分の想像。発想をすごく
大切にして頂いてる感覚に
何度も、本当に何度も
設計士という仕事をする自分にとって
色んなことを与えて下さった気がします。
どんな時でも、社長やミヤを
温かく迎えて下さり
本当にたくさんのお気遣いを頂き
そしていつも応援して下さったこと。
本格的にお家づくりが始動したここ数年。
充分に素敵で重みあるお宅を解体し
ここに新しく生まれるお家を想像することは
その背景や今までの轍を何度も思い返すような
そんな仕事でした。
自分には何ができるのかな。
自分には何が生み出せるのかな。
設計をするというよりは
とにかく良くして頂き続けてきた今までに
自分ができることは無いかな・・・と。
ただ、全くそこに重圧のような
プレッシャーのような
どこか力が入りすぎるような自分も居なくて。
それもきっとS様ご夫婦が
ミヤらしく描けるようにと向かい合って
下さったからだと思っています。
夢。
前にこの家をそう例えて下さっていた
お2人。
まだ見えぬ夢が、
ここにきっと生まれます!とも
絶対叶います!とも言えません。
ただ、その夢を
一緒に探し、形にしていく日々を
ぜひ一緒に私も歩かせて下さい
と心底思っています。
そしていつか
目の前に生まれてくる家が
お2人にとって夢の形であれば
それ以上の幸せは無いな・・・と
ここからは大切な仲間たちも
加わってくれる家づくりの時間。
自分だけでは綴ることができない
みんなが居てくれるから生まれる
この家づくりの日々を
たくさんの職人さんたちと一緒に
S様に届けていけたら嬉しいな
今日も美味しい
チョコレートガナッシュのスイーツや
プリンを頂き、
いつも与えて頂いてばかりですが
自分らしく、自分だからできる
何かをS様にお届けできたら良いなと思います
S様、宜しくお願い致します
今日という日に心から一杯の感謝を込めて・・・
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