こんばんは★
今日は伊豆市M様邸
お引き渡しでした
昨日、いっちゃん＆山ちゃんが
施工してくれたﾃﾞｯｷ
はぁ・・・素敵
引き続き外構に入らせて頂くのですが
またこの坪庭ができたら撮影させて頂くのが
楽しみです
昨日、２階のお引越しだけ先にされたので
きっと疲れてる＆大変だったM様
（まだ大変が続くのだけど・・・
）
だけどミヤ的にはリビングの素敵
座チェアが見させて頂けたり
嬉しい・・・そして座らせてもらって感激
そしてとうとうこの瞬間・・・
袋を開けるのはお施主さんなんだけど
ボールペンで刺そうと考えるミヤと違って（笑）
ちゃんとハサミでキレイに。
そしてその瞬間を撮らせてくれる
優しいM様
上を旦那さんが
下を奥さんが
やっぱりこの瞬間は胸がキュってなります
M様のお家
MD８９棟目のお引渡し。
『燈涼し ひすずし』
と名付けました。
燈涼しは
ギラギラと照る夏の太陽がようやく沈んで、
夜の帳が下りる頃、
家々に灯火が点ると涼しさにほっと安堵を覚える。
そんな感じを
表している季語です
殊に湖畔や海辺、木立に漏れる灯は涼味ととも
に解放感ももたらしてくれる
そんな情景を表す言葉でもあります
『燈』という字は『灯』という字の旧字なんですが
周囲を明るく照らすもの
辺りを明るくするためのもの
明るく、穏やかに安心を与える
という意味を持っています。
このM様の家づくりの中で
自分がこの家に込めた想い
M様が与えてくれたたくさんのこと。
どう込めて、どう表すか
随分前からずっと考えていました。
明るいはもともと
窓から月の光が差し込んで明るいという意味。
このことから、燈す（ともす）は
暗闇の中では見えなかったものが
照らされ見えることも意味します。
家づくりの過程の中で
M様がお施主様としての立場であるのに
MDをお気遣い頂くだけじゃなく
これから進む中でまだ会っていない
たくさんの職人までへも
お心遣いを頂くことが
多々あり、びっくりというか、
本当に頭が下がる思いで・・・
MDのキャパの無さで
随分とムリなお願いをしてきた経緯も
たくさんありました
（工期的なことで・・・）
そのどんな状況でも
M様はきっと言いたいこともたくさんある中
むしろ、MDの状況や
職人が良い仕事をしてくれることが
一番だからと
お気遣いの言葉と共にお時間を下さったり・・・
ミヤにあまり無理をしないでねと
労いの言葉を下さったり・・・。
思い返せば、返す程
色々が蘇ってきて
『見えるもの』
それがイコールであってもおかしくない
この家づくりというものの中で
その背景や、見えない過程も
見て下さる人間性に
社長やミヤ自身も
自分達の大事にしていかなければ
いけない核みたいなものを
考える機会がたくさんありました
この名前を自分が考えた
１つの意味としては
M様との出会いがMDにとって
『燈』そのものなのかもしれないなぁ・・・
なんて思ってます
燈って仏教の教えって意味もあるんですって
そして燈＝ともしび
その意味のように
夜道、自宅の明かりを見てホっとする
そんな何とも言えない安心の場所に
この家がなって欲しい。
そしてともしびのような存在のこの家が
これからのM様ご家族の行く道を
明るく照らしてくれますように・・・
涼を感じる。
日本の言葉の中でも
とてもキレイで好きな言葉。
昔読んだ本で
涼は目に見えない、五感で感じるもの。
と読んだことがあります。
風鈴の音色、風や川
自然の音に人は涼を感じると
自然素材がふんだんに使われた
M様のお家。
この空間に素敵なM様らしい
涼みサウンドが響いたら良いなと願っています。
親御さんが培ってきた土壌に
若夫婦が新しく構えた家。
どちらが無くとも
この家にMDは出逢うことはできませんでした。
二世帯住宅という
また新しい暮らしの中で
きっと色んなことがあると思います。
誰かと一緒の暮らしは、
気を使うし難しい部分も多々あります。
ただそこに
ただいま。があること。
おかえりがあること。
ありがとう、ごめんなさいがあること。
どれもこれも感謝の言葉だと
言われています。
家族のカタチは様々だけど
この仕事をして
どの家も自分じゃない誰かも、そこに居るという
一人じゃないという
その象徴であることが
とても良いなとも感じます。
家族それぞれが
この家の燈りを見て
あぁ帰ってきたって思う場所であるということ。
そんな当たり前のようなその瞬間が
ここに刻まれていくこと。
この家づくりにおいて
最高の幸せかもしれません
燈涼し。
誰でもないM様ご家族にとって
この家が、この空間が
その象徴となり
季節のうつろいを感じられるような
暮らしという日々が
どうか豊かでありますように・・・
こんな小さな工務店を見つけて
大切な家づくりという時間を
共有させて頂けたこと。
たくさんの職人たちへ
心の部分までも大切にして頂いたこと。
そして何より
燈涼しという家の誕生に
立ち会わせて頂けたこと。
全てに感謝しています
最後の最後まで。。。
大好きなプレゼントまで頂きました
嬉しい
前日にたくさんセンチメンタルで
泣きべそかいたので（笑）
笑顔で最後に握手できました
また外構でちょくちょく顔を出させて頂きますが
また会えるのがもう楽しみです
M様本当に、本当に
ありがとうございました
心からたくさんの感謝を込めて・・・
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