こんばんわわ
今日はインテリアについて少し書きますね
ミヤ、カテゴリー的にインテリアにいるのに、あんまりインテリア的なこと書いてない
かと言って評論家みたいにステキに言葉でインテリアのこと書けないんですけどね。
今日はインテリアを決める中でもよく頻繁に出てくる『テイスト』について。
ミヤはいつもお客さんの家をプランニングする時に明確なテイストはお聞きしません
今は雑誌やTVでモダン・和風・ナチュラルテイストなど言葉で表現が分けられていることが
多いので、お客さんはその中のどれかに当てはめようとしてしまうから
MDで作ったお家も見る方それぞれには、テイスト分けをされているのかもしれません。
でも同じお家が無いのは、テイスト分けにこだわらないからこそかなって思ってます。
だからミヤは大体、お客さんに本や雑誌をお渡しして、一緒に付箋を渡します。
自分が住みたい家と全然違っても良いので、純粋に良いなって思ったらなんでも貼って下さいって
時にはスケッチブックに好きなものを貼って頂くことも。
布でも広告でも色でも何でもありです
お客さんの数だけ好きが存在します。生まれ育った場所や環境が違えば感覚も違う。
趣味が違えばおっと思うテイストも違う。
それで良いのだと
モダンが好きな方が和風のものにすごく反応することも稀ではないんです
どのくらいミヤがそのご家族の感覚を吸収できるか、その家族らしいカタチを感じ取れるか・・・。
テイストじゃなくてそこを重点にしていると、自然と方向性が決まっていきます
デザイン住宅はもちろんステキ
ただそこでの生活が窮屈や不便に感じるのでは家という価値は減ってしまいます
デザインと実用性で迷った時には、実用性を重視するようにしてます。
そしてそこからのデザインをまた新たに考えれば良い
ミヤの考えの中では、躯体や家の構造は骨。デザインは肉付け。
怒られちゃうかもしれませんが
でもね、デザインが肉付けのポジションだからこそ変化が可能なんです
だから同じ状況でも違うものが生まれたり、表現次第では主役級
そこがまたデザインの世界の面白さなんでしょうね
ミヤの中ではこれだぁって決めてるスキなデザインは決まってません
そうでありたいとも思ってます。
その時建てているお客さんの好きなテイストがその時期のスキに自然となっている事が多い。
だから読む雑誌も、行くインテリアショップも雑貨やさんも、その時期にプランしてたり
現場をやっているお客さんで変化するカメレオンみたいな感じ
一緒のものに反応したり、一緒に盛り上がったり・・・そんな時間がお客さんの好きを
教えてくれます。だから○○さんがこれ好きそうアンテナが新しい物を発見させてくれるパターンで
色々提案することも多い。
だから今からお家を建てる人に伝えたいのは、決して完璧にして会社探しをしなくても良いということ。
見学会は確かにその会社が作る物として見るのは常識なのかもしれませんが、
そのカタチやテイストに囚われすぎないで欲しいなぁということ。
注文住宅ならなおさら自分たちらしい表現やテイストはコミュニケーションの中で生み出していく
ことにも素晴らしさがたくさんあるということ。
もし色んなスキを持っているのなら、スケッチブックでも広告の裏でも
ペタペタ貼って視覚的にそれを伝えてみるのもお勧めです
以外と色んなスキがあるんだぁって発見もそこにあるかもです
デザインとは、日本語では『設計』にあたり、『形態』や「意匠」と訳されてきたが、それだけに限らず、人間の行為(その多くは目的を持つ)をより良いかたちで適えるための「計画」である。(Wikipedia)
って書かれてます。赤文字のとこがミヤの大切に思ってる部分です
自分たちの生活に合ったデザインが自然と生まれていくことが
本当のデザイン住宅なのかもしれません。
そこにムリしてデザインに当てはめようとしないから、保つことのできるデザインを持てるカタチもあるのかも
しれないですね
もしこんなの変ですとか、デザインとはこうあるべきです
と言われてしまっても
自分たちの『良い』と思う純粋な家へ対する気持ちは、絶対に捨てないで下さいね
家づくりをしている会社も本当に多い。それぞれの設計士さんの考え方もそれだけたくさんあるはずです。
でも、誰が一番ステキで、誰が一番デザインに長けているなんて決め事は、
ミヤの知っている限りこの業界には無いはずです
何よりもその家に住んでいく家族の良いが、その家を描く人間や作る人間と一緒になることで
もっともっと広がっていくことに視点を変えて、家づくりの道を進んで欲しいなぁって願ってます
でわでわ
また機会があったらお家を建てていく方に伝えていきたいことも書いていこうと思いまぁす