治療従事の人間が、患者やクライアントを相手にした時、どうしてもその人は「問題」を抱えてきて、それを「治す」事に拘りがちです。
その人の抱える「問題」がどんな重い病気であっても、それが人間関係だったり、金銭的な事でも同じです。
そう「問題」としてみている時の私たちは、3次元(もしくは4次元)のしかも自己レベルからしかその現実を捉えていません。
その狭い視野で、治る、治らないに甲乙つけているのです。
誰にでも、ハイヤーマインドとソウルの部分が存在します。
それをクライアントを目の前にすると忘れがちなのです。
ある時、病棟に癲癇の発作で入院している20代の男性がいらっしゃいました。働き盛りだろう彼は入退院を繰り返していたのです。付き添いのお母さんもいつも心配そうに彼の傍に居ました。
その患者を見た時、私は、ここ(病院)じゃあ治らないよな、と直感的に気が付いたのです。
だからと言って病院側の立場に居ながら、彼らに「ここに来てもしょうがないよ」とは言えません。
ガイドに治る筈が無いのに彼らが何故病院に来ているか、聞いてみたのです。
その答えはこうでした。
「彼ら(患者とその母親)が選んでいる現実です。それに気が付いてリスペクトしましょう。」
要するに、スナップショットで見るこの自己レベルでは、この患者の人生がムダになっているようにも映るのですが、それは見方が狭いからなのです。
もう少し高い次元から見てみると、もっと違う関係が見えてくるのでしょう。何故この二人が今生でこの現実を選んでいるのか。どんな縁があるのか。
治す事に拘りのある医者や医療従事者や治療家は尊ばれます。
でも、それに拘り過ぎると視点が物凄く狭くなり、自分を追い詰める結果になるでしょう。
TS リミディアルでは、視点を広げるようにしています。もっと違う観点から同じものを見られるように。
治す事に拘らないには、自分の視野を先ず広角にする事が大切だと忘れないでください![]()