あるご婦人の悩みはお嬢さんでした。
裕福な家庭に生まれて育ったお嬢さんが最初に好きになってしまった人と子供が出来てしまって、親として無理矢理結婚させて、その人をお家の事業会社の会社員としました。勿論、婿社長候補として。
体裁を整えるのに手っ取り早かったのでしょうね。
でも、その結婚は破綻。離婚して男性は出て行き、起こった事全てが恥だと感じたお嬢さんは再婚なんて無理と諦め、事業にも一切関わらず、習い事を少しする程度。お付き合いする人も親から見ればどうでも良いような人ばかり。
ご婦人はその様子に落胆しました。
どうして、本当は出来る子なのに努力しないのだろうと。
なんで、諦めているのだろうと。
お嬢さんからすれば、自分は鳥かごの人間で、出られない鳥かごにいると親戚にぼやいていたそうです。
ご婦人に「全て起こった事や今の状態を100%認めてあげられますか?」と聞きました。それが、お嬢さんを解き放つ一番の最短の道になりますと。
でも、その方のお答えははっきりと「嫌です!」でした。
お嬢さんが求めていたものは、ご両親に認めてもらう事です。
割とありがちで実はお金もかからない簡単な事です。
ご婦人の「失敗」や「恥」と言う決め付けがお嬢さんを縛っているのです。
違う見方をすれば、良い所なんで山ほどあるのですが、固守していると中々難しいのです。
鳥かごを開ける鍵はご婦人もお嬢さんも持っていらっしゃいますが、気が付かないでしょう。
人生の選択肢を大きく広げておくには、決め付けを排除する事です。
自分の事のみならず、他者に対しても狭める可能性があります。
決め付けは誰でも持っているものですが、生きて行くの必要なものではありません。
気がついた方はちょっと見直してみてください。