2010年の6月、私は住み慣れたニューヨークを離れ、バーモント州に引っ越す事になりました。
ガイドも、ポータルはもし使わないのであれば、放っておかない方が良いと言うので、心の中で、そのドアを閉じるイメージをして、そのアパートから引き払いました。
バーモントでは、個人の2BRのコンドミニアムを借りていました。
引越して2-3ヶ月ぐらいした後、異常事態が発生し始めたのです。
先ず、これまで何も問題の無かった2階の洗濯機のスピンが物凄く悪くなり、ガタゴトと音たて、ついには回らなくなりました。コンドの大家に電話を入れ、どうも洗濯機の様子がおかしい様だと伝え、修理を依頼しました。1週間後に修理屋が訪れたのですが、洗濯機のメーカーがHaierで欧州ものだったため、修理するより、新しいものが安いとなり、急遽、大家は洗濯機を新しいLGのものと交換しました。
それで、洗濯機の件は一件落着の様に思われたのですが、入居した時点で問題が無かったものにこんなに早く問題が起きるのはおかしいと思いガイドに聞きました。会話はこんな感じでした。
「これは、ここにポータルを置いて欲しかったから、こんな事が起きたんだ。」と言うのです。
「ポータルって?」
「前にポータル作った事あったでしょ?あれは、「ポータブル(携帯用)」だから、持ってきたんでしょ。」
勿論、頭に「そんな事は聞いていないが」と過ぎります。
「。。。。あのニューヨークの居間にあったのが、ここにあるって事ですか?」
「そうそう。だって、そうでもしないと気がつかないでしょ?そのポータルをここ[洗濯機のある場所]に置くと良いですよ。回転の関係でね」
「。。。。それって、それを知らせるために洗濯機一台壊したってことですか?」
「修理すれば?ウランティー(保障)がまだあるみたいだよ。その場所に置かないとまた同じ事が起こりますよ。」
勿論、保障など、とっくのとうに切れていて、新しいものが来たのは上記の通りです。
何でこんな形でしかうちのガイドがコミュニケートできないのか私には分かりません。大家には勿論、うちのガイドが壊したんです、ごめんなさい、と言うわけにも行かず、そのまま、新しいものを受け取ったのでした。
ポータルをそこに置いてからは二度と洗濯機が壊れる事はありませんでした。
でも、これで、私のポータル・サガが終わるわけでは無かったのでした。
(つづく)