男性にはわからない領域ですが、女性にとってはとても大事。うまくお付き合いしていかなければなりません。
しかし、ときに生理痛はいろいろな意味で生活に悪影響を及ぼします。もちろん薬も大切ですが、
最近よく耳にするのが、布ナプキン。少し単価は高いのですが、これに変えて体調がよくなる人がとても多いそうです。
又聞きですが、海外のトップチェーンのいくつかはこの布ナプキンが定番に入っているそうです。オーガニックやナチュラルというコンセプトの一環なのでしょう。
ところが、日本のドラッグストアではなかなか見つからない。体によいものを提案するのがドラッグストアの役割だと思うのですが、現状はちとさびしい。
もちろん、洗剤とセットにして提案すべきです。これを使う人はマイノリティと決めつけるのではなくて、新しい顧客を創造する。新しい顧客を獲得する努力を積み上げるのが小売業でしょう。
ドラッグストアでなかなか見つからない商品でしたが、店舗で聞いた女性の店員さんは皆、「あー、いま結構話題ですよね」という返答。話題の商品がないとは大変なことです。
ほとんどの店の店員さんは、「申し訳ございません、うちでは取り扱いがありませんで…」という対応でしたが、
ただひとつ、バックヤードのパソコンからプリントアウトして、「メーカーに問い合わせしましてこの辺でお取り扱いがある店舗を探しましょうか」という対応をしていただいた店舗がありました。
素晴らしい対応ですね。
ですが、もともと小売業はこういう新しい声を発掘して我が店のMDを発展させてきました。
最近のドラッグストアは、その基本がすこし薄れているのかもしれません。