流通大手企業ニトリが学生の就活人気34位との記事があり、

似鳥社長のインタビューが出ていました。


34位とはなかなか微妙な位置ですが、流通に限って言えば、断トツのトップだそうで、興味深く社長のインタビューを読みました。


後半は、就活を男女のマッチングにたとえておられましたが、思わず納得。


就職して3年以内に辞める新人はとても多いのですが、男女もそう。盛大な結婚式を挙げても3年後に久しぶりに会うと、ご祝儀返せ!と言いたくなります(笑)。


やはり3年もたつといろいろなお互い(会社・組織・男女)の粗がみえてくる。そこを「嫌」と思うか、「縁」だと思って自分にないものを知ろうと努力できるか。似鳥社長はそうおっしゃっています。


そういえば、似鳥社長のお師匠、渥美俊一先生も講義録でこんな一節が・・


「人の能力は点ではわからない。頭の回転がはやく小気味よい回答をする若造だけを重用すると、処理能力は遅くても、確実に物事の陥穽を埋めて、着実に成果を上げる人間に気づかない。経営者は両方を見抜かなければならない」


就活も「点」。仕事人生は長く、「線」にして「面」にしていかねばなりません。