コストコが、ガソリンの廉価販売を公取委に指摘されました。
コストコといえば、ある意味究極のディスカウント業態。一番安くなる商品調達の方法を追求したのが、メンバーシップホールセールというわけです。
以前、聞いたエピソードがあります。
ワニのマークで有名なサンダルブランドが、廉売に業を煮やし、取引を中止したところ、コストコは並行輸入を駆使して同じ価格を維持し販売し続けました。
理由は、お客の求めるブランドを求める価格で売るのがポリシーだから。
まあこういう事例は数多あるのですが、今回もその一環でしょうか。
しかしコストコは別にガソリンだけを安く提供しているわけではありません。1000万以上するブランド宝石を売っています。そのブランドからすればまさに廉売です。
そのブランドが不当だと訴えれば、やはり公取委は動くのか。
聞いてみたいものです。