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札幌「ル・トロワ」さん。

東京新宿など、最近都市部大型店舗をリリースしているアイントルペさんが展開しています。

見ていてとても楽しい店舗。以前から思っていましたが、雑貨とコスメの組み合わせは今後大いに可能性があると思います。

ただ、ひとつ気になったのは、ランキングシールの洪水。

アットコスメさんはもちろんですが、楽天さん、ヤフーさん、または美容雑誌、インテージさん、カスタマーコミュニケーションさんといった業界寄りのものまで…。ちょっといじわるですが、どこで一位なのか全く表記のないシールまで発見(笑)。

そうなると店舗、あるいは企業のセレクトの信頼性、はたまたランキングシール自体の信用性が今後ますます問われるでしょう。いわゆる競争優位に立とうとして皆がキャッチアップするので市場が毀損していく典型的なパターンに陥っていかないか。

ランキング根拠、プロセスの「見える化」、あるいはそれ自体をエンタメ化することが今後問われるでしょう。

メーカーさんからすれば、他者評価は有難いもの。シールはやはり貼りたくなります。ただそれが本当のユーザー評価なのか。レビューの信頼性をどう担保するか。はたまたネットでの口コミ、販促効果が、どの店舗経由で買われたのか。

メーカーさん、あるいはリテールがネット上で打つ販促が、via storeであることをデータで示すことができれば、たとえば販促協力金の根拠になります。

人と商品がつながるデバイスは多次元に、裏では商流と情報流の一元化を進める。前者は限りなく楽しく、便利に、後者がまさにビジネスイノベーション。

店舗、人、そしてスマホなどIT技術を駆使した新しいリテールテイメントの形が少しずつ出てきています。