ラグビー日本代表の凱旋、ほんとよい感じですね。前回の惨敗帰国が嘘のようです。

これからトップリーグもはじまり、五郎丸フィーバーもしばらく続くでしょう。

まあワイドショーの間抜けな便乗企画は、ご愛嬌としましょう。

最強の敗者はその通りなんですが、プールを突破するにはなにが必要なのか。あらためて検証し、そしてやはりベスト8国の闘いぶりをこれから観て、研究しなければなりません。

もちろんボード国有利の日程、ルールなどいろんな課題もあるわけですが、日本はいままでほとんど意見など取り上げてもらえないラグビー弱国。

しかしこれを機に、強国が「日本とテストマッチを組む」ことを当たり前とし、欧州勢からもコンスタントに勝利をあげる体制をどうつくるか。考えていきたいですね。

エディ監督の会見をみていると、さすがは世界を知り尽くした司令官、最も危機感が滲み出ています。

トップリーグ、大学、高校ラグビーが頂点ではなくスーパーラグビー、ワールドカップが目標になるような。それはあたかも日本企業が世界の市場でどう存在感を発揮し続けられるか。

グローバルか、ローカルかという単純な二項対立ではない。グローバルとローカルは相互補完し、互いの要素技術がそれぞれの市場で競争優位の戦略、戦術を生み出します。

早稲田時代スター選手であり、日本代表にも選ばれた五郎丸選手がなぜ10年雌伏していたのか。私はここにひとつのポイントがあるように思います。だれかはやく論考を出して欲しいですね!