シカゴで60店舗展開している急成長チェーン「MARIANO’S」。
オーガニック、ナチュラルフーズという概念をアメリカ中に広めたホールフーズに対抗して低価格帯オーガニックでラインロビングを仕掛けています。
アメリカの食品スーパーの生鮮売場の「市場風」はもはや定番であって差別化にはなりません。それでも青果売場でスムージーを売ったり、
オイスターバーやスパイスカフェ、ティーカフェを次々とコーナー化。生鮮の「顔」の違いを出そうとしのぎを削っています。
同店が武器とするのは、「低価格オーガニック」。オーガニックというのはいろいろ定義があったり、認証があったりしますが、米欧の場合は、小売チェーンが定義します。
このあたり日本と少々事情が異なりますが、数年以内に日本でも当たり前の風景になるような気がします。