アメリカに来ています。
目的のひとつは「クローガー」。ウォルマートも既存店売上が前年割れと苦戦する中、既存店を伸ばし続ける小商圏高シェアフォーマット企業。先日ついに世界最大の流通インテリジェンス企業ダンハンビーUSAを買収しました。卓抜なM&A戦略も彼らの強みです。
食品スーパーながら、リトルクリニックも備え、地域のヘルス&ビューティを実現。旅行準備や子供の予防などのプログラムもあります。これもCRMのひとつ。
ジュエリーショップをM&Aで獲得するという発想は普通のスーパーにはない発想。リーズナブルなプライスゾーンはじつは空白マーケットであり店舗にとってはよい客層を得ることができます。
そして「キュービジョン」と呼ばれるレジの満足度を高める施策に注力。レジ待ち時間平均4分を30秒に短縮しました。日本でも取り組んでいる企業がありますね。
視察というと商品やサービス、ビジュアルプレゼンテーションばかりに目が行きがちなんですが、それだけでは本質をつかめないでしょう。