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月刊MD5月号発売です。トライアルの流通インテリジェンス活用はいよいよ本格化。これからの流通は間違いなく「オペレーター能力」(需要予測に基づいて流通の効率化、合理化、最適化を図ること)の優劣で差がつきます。


さて、ブログでこの話題も3回目。まあいろんな問題を含んだ現象ですのでいろいろきりとってみたいと思います。


某飲料メーカーの2度の出荷停止は需要予測を見誤ったとの弁でしたが、私の感想は実はメーカーの需要予測(出荷量)は案外正しいのではないか。小売、中間流通に需要予測がないことが最大の要因のように思います。


新商品をどこにどれだけ置いていつまでに売り切るかということは本来小売が予測すべきこと。それでも予測はハズレることはいくらでもあります。


だからお互いどのようにリカバリーをするかを考えておく。こういう製販戦略同盟が今後鍵を握ります。であれば、メーカー側もキーアカウントを見極める必要があります。取引先にどれだけのオペレーター能力があるか。


仮に予測がはずれたとしてもキーアカウントとしての戦略同盟であれば店頭に「いつ入荷します」というメッセージを出せます。


今回の品薄騒動、ある店舗にはどんと在庫が積まれ、ある店舗は本当に品切れ状態。


ということは全体からみれば適正出荷量という見方も成り立つのではないかと思います。


まっ、私も最初は品薄あおり商法=一釜商売だろうと単純に考えていましたが、2度あるということはさすがにそれだけではない、構造的な問題があるということです。


合っているかどうかはまた別です(笑)。