円安による原料高の影響もあり、ユニクロも値上げ基調になっています。
ユニクロレベルになると、世界のトップチェーンストアと原料の買い付け合戦をやっているわけで、
円安=つまり自国通貨の価値が下がれば、ユニクロといえども厳しい。
まあ、ドル建てである程度やっている部分があるでしょうが・・
さて、世の中の家計の多くの収入が増えない中で、物価と税金だけが高くなる。
去年と同じものを買うのに、余分なお金が必要となります。
当然、グレードを下げて安い商品を探すか、購入点数を減らすしかありません。
安くなったのに機能があがっている・・LEDのようなものがもっと出てくるとありがたいですが・・。
まあユニクロを高く感じたら、GUがあるわけですが(笑)。
ユニクロが値上げ路線で決めているのは、
こういうからくりを一般レベルで実感してほしいからではないかとさえ、勘繰ってしまいます。
それでも、既存店割れを起こしていないのはすごいですね。
繰り返しますが、安くなったのに、機能も満足度もあがっている・・こういうものを求めるのはある意味普遍です。
これを円安という状況のなかでいかにモデルとしてつくりだすか。
経済政策を批判するのは簡単ですが、商人の知恵をここにつぎ込んでみるのも一興ではないかと思います。